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<足立汚染土地>売り主企業に賠償命令 高裁が逆転判決

9月25日20時9分配信 毎日新聞


 購入した土地に環境基準を超えるフッ素が含まれていたとして、東京都足立区土地開発公社が売り主の化学製品メーカー「AGCセイミケミカル」(神奈川県茅ケ崎市)に除去費用など約4億6100万円の賠償を求めた訴訟で、東京高裁は25日、請求を棄却した1審・東京地裁判決を覆し、約4億4890万円の支払いを命じた。渡辺等裁判長は「取引後に有害性が認識された場合でも、売り主に賠償責任がある」と判断した。

 判決によると、公社は91年3月、足立区新田1の宅地約3650平方メートルを約23億3600万円で購入した。取引当時はフッ素の有害性が知られていなかったが、01年3月に国の規制が設けられ、調査した40地点すべてで基準値を超えるフッ素が検出された。【銭場裕司】

最終更新:9月25日20時9分

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