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銚子市立総合病院:休止問題 関連7議案可決 退職金など重い負担--市議会 /千葉

 銚子市立総合病院が今月末で診療休止となる問題で、銚子市議会は25日の本会議で、病院事業会計補正予算案など休止関連の7議案を原案通り可決した。可決されたのは、整理退職に伴う特別負担金約4億5000万円など。来年度以降も多額の負担金が見込まれ、休止後も市財政に重くのしかかりそうだ。

 本会議では、千葉大が運営する精神疾患の外来患者のための診療所と同時に、10月1日に開設される市設置の夜間小児急病の診療所関連の議案も可決された。

 岡野俊昭市長が議会後、「外来患者の精神神経科と夜間小児急病の診療所開設に賛同を得てほっとしている。千葉大や市医師会など関係機関の協力には感謝する」と語り、今後は「病院事業あり方検討委員会」(学識経験者ら6人)を1日も早く立ち上げて、来年4月にも公設民営の病院開設を目指すという。

 一方、26日には、30日付で分限免職(整理解雇)となる医師12人、看護師91人、准看護師30人、医療技術者37人、その他15人の計185人に対する「免職発令式」が同病院で行われる。185人に対する退職金などについては、今後約20年間、年間数億円単位で市の負担金が発生するという。【新沼章】

毎日新聞 2008年9月26日 地方版

 
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