無言のまま「金を出せ」と書いた紙を見せ、包丁を突き付ける手口でコンビニエンスストア強盗を繰り返したとして、朝霞、川越両署の合同捜査班は24日、富士見市上南畑、配送業、大谷晃被告(45)=強盗傷害罪で起訴済み=を強盗容疑で再逮捕した。「声を出さなかったのは、なまりを隠すためだった」と供述している。
調べでは、大谷容疑者は8月3日午前3時50分ごろ、志木市上宗岡4のコンビニに押し入り、現金3万3000円を奪い、さらに同15日も、川越市久下戸のコンビニでも現金2万4000円を奪った疑い。「遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めている。
配送の仕事の途中に犯行を行っていたという。
大谷容疑者は「高知出身なので、しゃべるとなまりがあるので身元がばれると思った」と供述。マスクなどで顔を隠したりしなかったため、防犯ビデオから容疑者と特定された。【小泉大士】
2008年9月25日