岡山放送局

2008年9月26日 11時0分更新

瀬戸内市などで給食に非食用米

食用に使えないコメが不正に転売され問題のコメを原料にしただし巻き玉子などが県内の学校給食にも出されていた問題で25日になって新たに瀬戸内市などでも給食にだし巻き玉子などが出されていたことが明らかになりました。

この問題は新潟の食品加工会社「島田化学工業」や(しまだかがくこうぎょう)大阪の加工米販売会社「三笠フーズ」などが食用に使えないコメを不正に転売していたものです。

県教育委員会の前日までの調査でこれらの問題のコメを原料に使っただし巻き玉子やうぐいす餅などが県内の倉敷市や井原市など6つの市の給食で出されていたことがわかっています。

この調査で25日なって新たに瀬戸内市と真庭市のあわせて8つの幼稚園や小中学校でおととしの9月から去年の1月までの3回に渡りだし巻き玉子と玉子焼き961食が出されていたことがわかりました。
県内全体で給食に出されただし巻き卵などはこれでおよそ1万食に上ることになります。
県教育委員会によりますと今のところ健康被害の報告は入っていないということです。