岡山放送局

2008年9月26日 11時0分更新

和菓子店消費者に理解求める

県内の和菓子店では、現在使われている原料には問題のコメは入っていないことを知らせる文書を店頭に張り出すなどして利用客に理解を呼びかけています。

このうち、倉敷市の和菓子店では25日、中国四国農政局が和菓子の原材料の安全性について説明した文書を店頭に張り出しました。文書には、この店は問題のコメが使われた可能性がある店として公表されましたが、現在使われている原料には問題のコメは入っていないことが書かれていて利用客に理解を呼びかけています。
この和菓子店では、売り上げには大きな影響はないものの、原材料の安全性についての問い合わせが今も1日数件寄せられているということです。

和菓子店の店主は、「農政局からの文書で、少しでも安心してお菓子を食べてもらうことができればと思う。原材料の安全性を確保するため、今後どんなことができるのかきちんと検討しないといけない」と話していました。