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【東京】音で感じるチベット 町田で30日 伝統民謡などコンサート2008年9月26日
消滅の危機にあるチベットの伝統音楽を守ろうと、市民団体「チベット大好きの会」は三十日、町田市民フォーラムでコンサート「ソングオブチベット」を開く。米国を拠点に活動するチベット出身の音楽家テチュンさんがチベットの伝統民謡などを奏でる。 同会はチベットを旅するなどしてチベットに魅せられた人たちの集まりで、これまでにチベットの雄大な自然や人々の生活などを紹介する写真展なども開催している。 テチュンさんは、チベットから亡命した家族とともに、インド北部のダラムサラで育った。九歳から、現地のチベット伝統芸術歌劇学校で十七年間、チベット音楽、オペラ、ダンス、伝統楽器の演奏を学んだ。世界各地で公演し、国際社会にチベット文化の保存をアピールしている。サンフランシスコ在住。 コンサートでは、チベットの弦楽器を使い、民謡など数曲を披露する予定。同会は「チベットの大地に暮らす人々の営みを感じながら、平和の風に耳を澄ませてもらいたい」と話している。 午後七時半開演。前売り千円。当日は一般千二百円、学生千円。小学生以下とチベット人は無料。問い合わせは、チベット大好きの会三輪さん=(電)080(6916)9326=か、会のメールアドレス=tibet-daisuki@hotmail.co.jp=へ。 (堂畑圭吾)
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