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[最初に結論を持つ人は、その結論を守るために、都合の悪い事実を破壊し無視する]
物理的事実 vs 真っ赤なウソ
※ 暫定版の序論および第6章もご参照願いたい。
まず何の先入観も無しに次の写真をじっくりとご覧いただきたい。
いかがだろうか? じっくりと客観的に観察してみよう。何がわかるだろうか。
何かの窪みがあるようだが、その斜面や底に半分枯れかかった草が生えているから新しくできたものでないことは確かだ。その向こう側は何かが燃えた後のようにくすぶっている・・・。 しかし何が焼けたのかはわからない。右側の灰色の煙は通常の有機物がくすぶっているもののように見えるし、左側の真っ白い煙は水蒸気によるもののようだ。小さな金属部品のような物体が写っているが何かはわからない。しかし手前の部分には全く人工物は見当たらないし、土や草の様子を見ても少なくとも何ヶ月か自然のままに放っておかれたことは明らかだ。
その向こう側には以前に焼かれて黒くなったような土砂が積もっているが、何が起こったのかは分からない。右手奥の方には何かの作業をしている人々の姿があるが、何の作業なのかよくわからない。奥の方に森があるが、以前に山火事にでも遭ったように黒くなっている・・・。何だよ、ここは、いったい・・・?
(窪みの底付近に生える草と干からびた土。奥の方に丸い穴の開いた金属板のようなものが見える。)
そこで、もしここが
「つい今しがた大型旅客機が墜落した現場である」と聞いたら・・・?
手前に見える斜面にも底にも草が生えている窪みが、
「つい今しがた大型旅客機の主翼が秒速250mを超えるスピードで草原に突っ込んで作った激突の跡である」と聞いたら・・・?
そして、
「その大型旅客機の主翼はこの凹みを作った後、激突のショックで消滅したのである」と聞いたら・・・?
あなたはおそらく次のように感じるだろう。もう一度写真を確認していただきたい。
「そんな馬鹿げた話があるものか! 飛行機の残骸
なんてどこにも見えやしないしジェット燃料火災の真っ黒い煙
も見えない。だいいち、大型旅客機の主翼が秒速250m以上で突っ込んだ激突跡にどうして草が生えているのだ? おまけに大型飛行機の翼が激突のショックで《消滅!》だって?! しかも草一本折らずに?!
こんなことを言うやつはきっと頭がおかしいに違いない!」
この写真に写っている場所が決して大型旅客機の墜落現場ではなく、草原の凹みがその主翼の激突によって作られたものでないことは、もはや《水掛け論》のテーマにもなりえないほどに明確だろう。青天白日のごとし、である。上に赤文字で書かれた説明が文字通り真っ赤なウソであることに、誰一人異論は無いはずだ。
ところが、ある特定の結論を先に持った人々にとっては、どうやらそうではないらしい。
実を言うとこの写真の撮影日は2001年9月11日の朝、場所は米国ペンシルバニア州シャンクスビルにある露天掘り鉱山跡の草原である。そして米国の捜査当局は、イスラム・テロリストに乗っ取られたUA(ユナイテッド航空)93便
がこの場所に墜落したと発表した。
先ほど赤文字で書かれた説明は、この日以来の米国で、いや世界中で、国家や報道機関や各界の権威者によって《決して疑ってはならない真実》とされている話なのだ。
この写真は、米国のThe Library of
Congressというれっきとした政府機関のサイトに載せられているものだ。ホームページはhttp://www.loc.gov/index.html
その9・11事件写真サイトはhttp://www.loc.gov/exhibits/911/911-docphotos.html
また上空からの映像も数多くある。たとえば次である
。
先ほどの写真は、この写真の中央から斜め右下に向かって伸びる長い凹みを写したものである。また、写真中央部から右上に向けて斜めに薄っすらとついた真っ直ぐな溝は「垂直尾翼が激突してできた凹み」であると信じられている。このごく浅いみぞのような凹みにもやはり草が生えていることは容易に判断が付く。もちろん飛行機の残骸や周辺の草が焼けた跡は全く見えない。事実と照らし合わせた場合、これらが単なる大嘘に過ぎないことは晴天白日のごとく明らかだろう。
ところが、事実など気にもかけずに9・11が「イスラム・テロ」であるという結論だけを定着させたい人々
に言わせると次のようになる。
地面に激突したUA93便の機体の前部3分の1は、粉砕されて近くの森に飛んでいき、そこは火災を起こした。
主翼と垂直尾翼は、地面に痕跡を残したあとで、ともに激突のショックで消滅した。
機体の後部3分の2が折りたたまれてその柔らかい地面の奥深くにもぐりこんだ。
(※「飛行機は消滅するのか?」を参照のこと)
もう一つ別の方向からの映像
をお目にかけよう(元はMSNBCニュース)。写真同士を照らしあわせて写っている事実を確認していただきたい。
飛行コースから斜めに外れた一方向のみに残骸と燃料が飛び
、他の場所には何一つ飛び散ることなく、枯れかかった草に火災を起こすこともなかった、など、物理的に不可能であり一見して明らかな大嘘に過ぎない。
次に、これが「墜落現場」の地上写真だが、「地面との激突箇所」からは白い煙が立ち昇っている! ジェット燃料火災の真っ黒い煙はどこにも見えない。もちろん残骸も無いし周辺の枯れかかった草に焦げ跡一つついていない。
さらに奇妙なことがある。背後に「焼けた森」が写っているのだが、炎が全く見えない。次の写真でより明らかになるだろう。
一部にくすぶりの煙が見えるだけで、森の大部分は冷え切っているようにしか見えない。一部の木々は太い幹だけを残してすべて焼け落ちているようである。相当に激しく燃えたはずだが、いまや赤い炎は全く見えない。
これらの写真は間違いなく2001年9月11日の午前中に撮影されている。ということはこの森林火災は、上の衛星写真に写る範囲を焼いたうえで、消火活動も無しに(!)1時間かそこらで完全に消えてすっかり冷めてしまった(?)、ということなのか? 大勢の人々がこんな浅はかな大嘘に過ぎない演出に簡単に引っかかるとはどういうことなのか?
さらに、「機体の後半3分の2が約12m地中に潜り込んだ」とされるが、その「折りたたまれた
機体」が地中から掘り出されたという事実は全く存在しない。グチャグチャになったアルミニウムの塊や機内の大型設備の残骸などは何の記録にも存在しない。どうやら機体の大部分はやはり「地中で消滅した!?」ようである。しかしもちろんアルミニウムが大量に混じる土の化学分析結果なども存在しないし、はなから存在できるはずも無い。要は最初から単なる大嘘に過ぎないのだ。
(UA93便関連の写真集はhttp://thewebfairy.com/killtown/flight93/gallery.html)
そして米国当局の発表によると、その地中から乗客やハイジャッカーが持っていた多数の小物類、および乗客のDNAが発見されたらしい。
次の写真はニューヨークの土産物屋で買った新品ではない。この、機体が折りたたまれて地中深くに埋まった墜落現場から掘り出された「ハイジャッカーのバンダナ」である。これが2006年のモサウイ(9・11事件の首謀者とされ無期懲役を受けた)裁判の正式な「証拠」として採用された。
ただしこの《国家公認の大嘘》
によれば、このバンダナの持ち主であるアラブ青年自身は地中に消え去った機体と共に骨も残さずに消滅した(?)ようだ。
以上のことを知ったうえで、もう一度、この写真をじっくりと見直していただきたい。
いかがだろうか?
このような映像に記録された数々の物理的事実は、ここに大型旅客機が墜落したことを全面的に否定する。
そうである以上、「地中から掘り出された品物」や「焼けた森にあった飛行機の残骸や遺品」なども、もはや信用するに値しない。少なくともこの写真の場所から「発見された」ものではありえず、これらの説明を真実と主張することは不可能である。
それ以外の結論の出しようがあるまい。
しかし
最初から特定の結論を持っている者達の論理は逆転する。
結論 : 9・11はイスラム・テロである!
ゆえに!
ここはUA93便の墜落現場でなければならない!
それ以外の議論は存在してはならない!
物理的事実 : 周辺に機体の残骸が無い
前半部は粉々になって飛び去り、後半部は折りたたまれて
地中深くに埋まったからである!
物理的事実 : 地中から掘り出されるはずの機体が出なかった
遺品の小物とDNAが出たんだからそれで十分だ!
機体?・・・土の中で消滅したんだろ・・・きっと・・・
物理的事実 : 燃料が飛び散ったはずだが草原に焼け跡が無い
燃料のほとんどが最初の爆発で消費され、
残りはすべて機体の前の部分といっしょに
横っちょの森に飛んでしまったからである!
物理的事実 : その飛んだ角度は不可能である
グーゼン!偶然! すべては偶然!
グーゼンに何でも起こりうる! わかったか!
物理的事実 : 主翼と尾翼の残骸が無い
地面との激突のショックで目に見えないホコリとなって
消滅したのである!
・・・、きっと・・・、たぶん・・・
それが証拠に、地面に凹みができておるではないか!
物理的事実 : その凹みに草が生えている!
物理的事実 : そもそも物体が消滅することは不可能である
物理的事実 : 大量のアルミニウム化合物が作られた痕跡も記録も存在しない
物理的事実 : 周囲の枯れかかった草が全く燃えていない
物理的事実 : 森までの間に草の焼けた跡が全く無い
物理的事実 : 1、2時間で森林の火災が消えるのは不可能
物理的事実 : 墜落現場周辺に特有の黒い煙が出ていない
物理的事実 : 新品同様のバンダナはあまりにも不自然 等々、等々
ムッ、無視する!すべて無視!
とにかく9・11はイスラム・テロでなければならない!
それが神聖不可侵の結論なのだ! 疑問を言うヤツは
陰謀論者である!
決定的事実! : コイツらは大嘘つきだ!
映像は9・11事件最大の「証言者」であろう。いったん公表され、インターネットを通してすでに世界中の人の目に触れ無数の正確なコピーを作られてしまった以上、今さら草を消したり残骸を付け足したり、森に炎を付けたり、バンダナに破れや汚れをつけることは不可能である。このような映像資料こそが本当の9・11事件の姿を伝えているのだ。
言葉や文章などはどうにでも好きなように書くことができる。理屈と膏薬はどこにでもへばりついて嘘を飾り立てることができる。しかし、このような形で固定され記録され人々の目にさらされた物理的事実は、たとえいかなる権力を用いようとも、もはや永久に変更することも消し去ることもできない。
このUA93便墜落現場、ペンシルバニア州シャンクスビルこそが「9・11とは何か?」という問いに対する直接の解答である。
それは、国家的・公的機関や多くの報道機関や権威者達による、大掛かりで意図的な、物理的事実の抹殺と無視、ある固定された結論の無条件の押し付けである。
「国家によって公式に発表されたことが嘘であるはずはない」とでも言うのだろうか?
日本人はつい何十年か前に《国家総ぐるみの公式の大嘘=大本営発表》にひどい目に遭わされたはずだ。それが今《外国の大本営発表》を信じて疑わない、というのだろうか? アメリカ人だけではなく、日本人もどうかしているのではないか?
イラク戦争の理由として米国政府から公表されたことがことごとく大嘘(美しい言い方をすれば「誤り」)であったことはすでに世界中が認めている。《大本営発表》は大日本帝国の専売特許ではないのだ!
アメリカ合衆国という超巨大国家とその社会、機関、諸勢力総ぐるみの
《国家公認の大嘘!》 つまり、
アメリカ合衆国《大本営発表》!
そして、
その大嘘を口実にした
戦争、殺人、破壊、ファシズム化!
疑問に対する組織的な攻撃と排除!
それが9・11なのだ!
「当サイトからのご挨拶」でも申し上げたが、9・11事件の中心であるツインタワー崩壊についての《公式の説明》は存在しない!のである。この事件に対して行われる公的機関や大メディアなどの説明の中心部には《巨大な空洞》がむき出しになっているのだ。各タワーの崩壊開始から粉塵がニューヨーク市内を覆うそれぞれ1分間で発生した様々な物理的事実はほとんど全て無視され続けてきた。
しかし豊富な映像記録が、もうすでに変造も消却も不可能なほど大量に正確にコピーされ、世界中の多くの人々に共有されている
。無数のサイトから発信されるそれらの視覚情報を通して、我々はいつでも9・11事件の物理的事実に触れることができるのだ。
この大嘘はいずれ総崩れとなるだろう!
私は、裸の王様を見たら「裸だ!」と言う。おかしなものを見たらおかしいと思う。どこの誰かが何を言っている、などということよりも、客観的に確認できる物理的な事実の方を信用する。
誰がどこから見てもどんなカメラでどんなアングルで写しても、お尻とおちんちん丸出しの王様がいるということなら、それが王様についての物理的事実である。
裸の王様はやっぱりハダカ!
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