【2008年09月26日04時16分 更新】


1.中山国土交通相・道路について語る
 (09/26 04:13)

麻生新内閣のニュースからです。国土交通大臣に就任した、宮崎1区選出の中山成彬氏は、高速道などの道路整備について、「地方活性化のために必要な道路は建設していく」との方針を示しました。宮崎1区選出の中山成彬氏、65歳は、24日夜発足した麻生新内閣で、国土交通大臣に就任、2度目の入閣となりました。25日未明の初閣議の後に行われた会見で、中山氏は、県内をはじめ、全国的な課題となっている高速道などの道路整備について、次のように述べました。(中山成彬国土交通相)「道というのは、つながってこそ道と思う。ネットワークを使えなかったら利用できないし。地方活性化のためには、企業も誘致していかなければ、観光客も呼び込まなければ。必要な道路はつくるという方針を貫こうと思う。」中山氏は、県内の道路整備が遅れている事情も踏まえ、今後、道路特定財源の一般財源化をすすめながらも、一定の道路予算を確保する必要があるとの考えを強調しました。


2.総選挙で各イベントにも影響が・・
 (09/26 04:13)

新内閣発足と同時に、解散・総選挙のゆくえにも、焦点が移ってきていますが、気になる投票日が、今のところ確定していません。何かと行事の多いこの時期、各市町村は、選挙の期日と、ほかのイベントが重なってしまう場合の対応などに、頭を悩ませています。衆議院の解散・総選挙は、11月2日に投開票が行われるのが、いまのところ、有力な見方となっていますが、国会での補正予算案の審議しだいでは、期日が変更される可能性が残され、流動的な状況が続いています。宮崎市では、総選挙の場合、市内108か所に投票所が設けられますが、もし、11月2日の投票が確定した場合、地区の行事の開催が重複するケースが出てきます。同じ日に予定されている5つの地区の文化祭会場のうち、赤江東地区交流センターなど、3か所が投票所となるため、文化祭の期日を変更さざるを得ない状況となります。(宮崎市教育委員会生涯学習課・西田たみ子課長)「国政選挙優先という考え方があると思うが、地域総出で参加される公民館の文化祭行事の日程が変更されることは、地域住民に多大なご苦労をおかけすることになるかな、と思っている。」一方、宮崎市が、選挙の際に開票所として使用している市の総合体育館。開票作業の実施が有力な11月2日は、市民体育大会のバドミントン競技が予定されています。(宮崎市選管・年吉孝一局長)「行事の主催者と、場合によっては(日程の)調整をさせていただくという動きを今している。投票の日、決定が早くなればいいなと思っている。」


3.日南・交通事故で3人死傷
 (09/26 04:14)

秋の全国交通安全運動期間中に死亡事故です。25日、日南市で、普通乗用車と中型トラックが正面衝突する事故があり、3人が死傷しました。事故があったのは、日南市平山の国道220号線で、25日午前10時20分ごろ、串間市の無職、田中恵子さん55歳の運転する普通乗用車が、センターラインを越え、前から走ってきた中型トラックと正面衝突しました。この事故で、普通乗用車の助手席に乗っていた、本木下ミエ子さん77歳が、全身を強く打って、まもなく死亡、運転していた田中さんも、胸の骨を折る大けがをしました。また、中型トラックを運転していた54歳の男性も、打撲などのけがを負いました。現場は、見通しの良い直線道路で、警察で詳しい事故の原因を調べています。秋の全国交通安全運動期間中、県内では、今回が初めての死亡事故となっています。


4.著作権法違反で男を逮捕
 (09/26 04:14)

パソコン用ソフトを複製し、ネット上で販売した男が、著作権法違反の疑いで、警察に逮捕されました。捕まったのは、宮崎市中村西の健康食品卸販売業、上原茂揮容疑者51歳です。警察の調べによりますと、上原容疑者は、文書作成ソフトの「一太郎2006」など、2種類のパソコン用ソフトを複製し、自分のホームページ上で、1枚3000円で販売した疑いが持たれています。上原容疑者は、容疑を認めていて、警察では、パソコンや複製したCDーR、あわせて、約240点を押収し、犯行の動機や複製品の購入者などについて、詳しく調べています。


5.食品の表示を学ぼう
 (09/26 04:14)

汚染米問題などで、「食の安心・安全」が大きく揺らぐ中、宮崎市では、25日、食品表示を学ぶセミナーが開かれました。このセミナーは、食品の賞味期限の改ざんや、産地偽装などが相次いでいることから、消費者に、食品表示に関する正しい知識を身につけてもらおうと、県消費生活センターが開いたものです。セミナーでは、食品表示の専門家が、原産地や生産方法の表示義務などを説明しました。この後、参加者は、国産と中国産の野菜の判別に挑戦し、実際に野菜を手に取りながら、比較していました。(参加者は)「(参加した)きっかけは、事故米(汚染米)のニュースを見て、モラルの無い方が、食品流通の大本に関わっていると、法律で網をかけ守ってくれても安全安心が失われてしまう」このセミナー、26日は、延岡市で開かれます。


6.小品盆栽展
 (09/26 04:15)

高さ25センチまでに仕立てた盆栽の展示会が、宮崎市で始まりました。会場のフローランテ宮崎には、愛好家20人の作品が展示されています。里山の風景を再現した作品の中には、樹齢35年になるカエデを小さく育て、高さ19センチに仕立てた力作も見られます。この小品盆栽展、宮崎市のフローランテ宮崎で、9月28日まで開かれています。


7.南王丸利用促進事業を実施
 (09/26 04:15)

県は、県内と関東を結ぶ貨物船、「南王丸」を利用する運送業者を対象に、今年度も補助事業を行うことになり、25日から助成を始めました。この補助制度は、油津、細島と東京の間で、週2往復運航している貨物船「南王丸」の利用促進を目的に、県が、昨年度から行っているもので、南王丸を利用して、新規の荷主の貨物を運ぶ運送業者が対象となっています。補助金は、トラック1台につき1万円で、県トラック協会を通して、業者に交付されます。助成を受けられる期間は、最大3か月間となっています。昨年度は、対象となる航路が、細島発東京行きだけでしたが、今年度は、東京からの下りを含め、南王丸の全ての航路に拡大されています。補助事業の予算額は640万円で、予算がなくなりしだい、事業は終了すると言うことです。県総合交通課では、「補助制度で利用促進を図り、将来的には、南王丸の増便につなげたい」と話しています。


8.航空大事故・元整備士控訴審結審
 (09/26 04:15)

4人が死傷した航空大学校の訓練機墜落事故で、一審で実刑判決を受けた元整備士に対する控訴審が結審し、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めました。控訴しているのは、旧小松ゼノアの元整備担当者、四方貞利被告60歳です。四方被告は、平成13年、旧小松ゼノアで、航空機エンジンの組立作業を行った際、部品を適正に着けなかったため、2年後の平成15年、そのエンジンを乗せた航空大学校の訓練機が墜落、学生ら4人を死傷させたとして、一審で、禁固2年6か月の実刑判決を言い渡されています。福岡高裁宮崎支部で開かれた25日の公判で、弁護側は、「四方被告だけの過失ではない」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。一方、検察側は、「判決は妥当」として、控訴の棄却を求めました。四方被告に対する判決は、11月20日に言い渡されます。