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2008/09/08

民主党代表選挙

 先程、民主党代表選挙の立候補受付が締め切られ、小沢代表の無投票三選が確定しました。

 与党の二年連続の政権投げ出し、しかも、安倍さんよりはしっかりしてあるのかなと思っていた福田さんまでああいう辞任会見で、これはもう、本当に末期だなと思いました。昨年の参院選以降の国会での議論を思い返しても、次の総選挙で野党が勝つことが、日本の安定につながると確信します。

 民主党代表選挙が、投票になれば良かったのか、それともそうでないのかと聞かれれば、私は必ず、「内向きのことでエネルギーを取られるよりも、地元を歩く時間を取りたい」と答えてきました。おそらく、他の総支部長の方々も同じ思いではないかと思います。

 策を仕掛けて、テレビにたくさん写るのも良いけれど、郵政解散から三年たった、いまの地方の現実を、しっかり心に刻むことのほうが、よっぽど大切だと思います。近所の方々が散歩してあるような空間を、汗ふきながら、犬に吠えられ、人に励まされながら、ビラをかついでひたすら歩くこと。その中からしか、本当に日本を建て直していく政策は、出てこないのではないですか。

 行動するのに、策は要りません。きょうもとにかく、歩きます!

2008/09/01

総理辞任会見

 ラジオで聴きました。冒頭から、妙にグチっぽい会見だなと感じましたが…、質疑応答の最後に「私はね、自分を客観的に見ることが出来るんです。あなたとは違うんです。お世話になりました。」って…。

 とりあえず…今夜の感想は以上です。

2008/08/20

暮らしの空間

 当地の国道には、ところどころ、歩道が無い、あるいは狭い地点がありますが、見たところ、あまり歩行者が多いわけではありません。来たばかりの頃は、なぜだろうと思っていましたが、しばらく居ると、そういう地点には、ほぼ並走して旧道があり、地元の歩行者の方はそちらを通行されているということに気がつきます。大牟田に向かって、北からまっすぐ伸びてくる国道208・209号線は、昭和の始めごろに開通した、産業道路というそうですね。自動車が通行するための、いわばバイパスとして建設されたので、歩道が設置されなかったということでしょうか。

 さて、そういった、古くからの道のほうを歩いていると、軒先の連なる雰囲気といい、自然の地形をある程度残した緩やかな上り下りといい、実に良い雰囲気なんですよね。脇を見れば、国道を行く車の列がたまに見えますが、自分も普段はそっちを行っているくせに、一瞬、そんなに急いでどうするの、という気分にさえなります。また、この季節、道ばたでは大豆が青々と茂り、そこを涼しい風がふっと吹き抜けて、ふと目をやれば、歴史を伝える石柱などが大切に残されていたりして、実に豊かな生活空間だなあと思います。

 いま、どこにお訪ねしてもうかがう、「最近の状況じゃ、息子や娘に、地元に残れとか、跡を継げと言えない!」という言葉を思い出し、改めて重たくのしかかります。かつて住民と政治が大切に守り、作ってきたものと、ここ最近の政治が壊してきたものが、そこにあると思います。

2008/08/06

原爆忌

 きょうは広島原爆忌です。戦争の惨禍に思いをいたし、今なお後遺症に苦しまれている方々に心からお見舞いを申し上げます。

 生まれ育ちが山口県で、大学からは福岡県に居るということもあって、夏のこの時期、これまで何回か、その時々にご縁のある団体の平和行進に参加しました。今年は、原水禁の平和行進に、筑後地区南部で参加させて頂きました。

 平和行進に限らず、平和の問題では、考え方が様々ありますから、一致した大きな行動ということは、なかなか行いにくいということがあると思います。一方で、核兵器の廃絶や平和を願う多くの方々が、それぞれのやり方で、思い思いに平和を求める気持ちを形にしていくということは、とても大切なことだと思います。

2008/07/28

県連政策研修会

7月27日、柳川市で、民主党県連の政策研修会が行われ、私も大牟田大蛇山まつりの合間を縫って参加してきました。横浜国立大の井手英策・准教授から、「社会保障制度と税財源―信頼社会への希望の構想―」と題して講演を頂きました。非常に示唆に富む中身でした。内容については割愛しますが、国民のためにならない政策を早急に改め、政治に対する信頼を回復しなければ、社会全体を悪くするばかりだという思いを強くしました。

2008/07/18

バスジャック事件に思うこと

 東名高速でのバスジャック事件に、強い印象を受けました。犯行に及んだ少年は、山口県宇部市の人ということでありましたが、そこは、私の故郷です・・・。報道によれば、「親を困らせるため」という動機も口にしているようですが、そんな理由でこんな大犯罪を起こさないでくれよ、全国の宇部市出身者ががっかりしているよ、という思いがしています。

 けが人は出ておらず、佐賀のバスジャック事件のときに比べれば比較的短時間で投降したようですが、それでも、公共交通機関の安全を脅かしたということで、責任は重大なものになるでしょう。車中に居られた方々の恐怖、理由なく予定が狂ったことによる迷惑は甚大なものがあるでしょうし、運行会社や関係機関の方々にかかった迷惑も大変でしょう。中学校の先生方や、同じ学校の生徒の方々が受けるストレスも大変なものがあるだろうと思います。

 私自身、「山口県宇部市の公立中学」の卒業生です。今回の報道を目にしているうち、自分が通った校舎、校内での出来事、近所の風景など、色々なことを思い出しました。それはただ、懐かしいばかりで、楽しい思い出が本当にたくさんあります。しかし一方では、私が通っていたころと、状況があまり変わっていないのであれば、バスジャックまでは行かないにしても、たとえば、授業の静穏を保てるかというようなことで、教師も親も生徒もみんなで頑張らないといけないのが、今でも、一般的な公立中学が直面している課題なのではないですか。

 私が、進路を選ぶとき、マイナーな「九大の教育学部」を選んだ原風景には、そのころ思っていた「学校って、どうしてこうなっているんだろう?」という思いがあるように思います。政治は何をすべきか。あるいは、すべきでないのか。考えられる政策は様々あります。早く、何かで役に立ちたいと思います。政治家として、現場に活きる教育政策を作りたいという思いを改めて強くしました。

2008/07/10

大分県の教員採用汚職事件

 大分県の教員採用汚職事件について、強い憤りを覚えます。

 私は教育学部の出身です。教育学部には、同じ名前でも二種類あって、九大のような旧帝大の教育学部は、教員養成がメインではなく、教育行政の研究や、臨床心理の研究を主な目的としたところです。私はそこで、教育行政の歴史を主に勉強させて頂きました。院生時代には、教員採用試験を目指す大学生の方に講義をしたこともあります。また、今の立場になってからも、教育現場の方々と意見交換をさせて頂くことが、よくあります。

 まじめに教員採用試験の勉強をしている人たち、本採用の人数が狭い中で「臨時採用」の講師として教育現場に立っている若い先生方、また、本当に実力で通ってきた先生方の憤りはいかばかりか。また、本来、教育現場が得られるはずであった優秀な教員を逃してしまったことによる、子どもたち、保護者、納税者の逸失利益は大変なものがあります。

 教員は、大変にハードな仕事です。現在は、子どもや保護者と直接関係ないような作業が増えすぎだと思いますが、それが解消されたとしても、世の中の一般的な仕事に比べると、対話力、体力、やさしさ、精神的な耐久力といった様々な面で、特に、職務に耐えうる、伸びる素質のある人を選ばなければいけない仕事だと思います。コネ採用なんかで決められては、とてももたない職場だと思いますよ。

 世にある多くの仕事では、コネの有無も、ある面では、会社に新たな人間関係、将来の取引先をもたらす可能性があるということで、採用試験において配慮されるというのも、まあ、イヤな話ですが、ある程度は仕方がないのかな、と思う面もないではないですが、教員の仕事に関しては、そういうことは無いでしょう。それよりもとにかく、優秀な素質のある人をちゃんと選ぶということを優先しないといけません。

2008/07/01

星野村の住民投票について

 おとといの日曜日、星野村の住民投票が投開票されました。八女地区1市2町2村の合併について是非を問うもので、投票率は87.47%と、極めて高いものでした。同村におけるこのところの国政選挙の投票率と比べても、10%以上高い数値です。

 25日の夜、同村の星野中学校体育館で行われた合同演説会は、私も聞きに行っていました。ふだん、初対面の方からの第一印象では「新聞記者」か「市役所の職員」に間違われることが多い私ですが、この日もまさにそうで、何人かの方から「新聞社でしょ?」と聞かれました。あきらかに村民でも役場の職員でもない若い男が、一人で、ネクタイを締めて、ノートを持ってうろうろしていれば、そう思われるのは当たり前ですね。もちろん、従来から顔見知りの方は、私と気づいて頂きました。

 なぜノートを持っていっていたかというと、この機会になされる演説の内容は、平成の大合併というものが何だったのかを考えるのに、後々、良い資料になるだろうと思ったからです。両方の住民団体が、50分ずつの持ち時間の枠内で、それぞれ弁士を複数立てて、演説をされましたが、メモの追いつく範囲で、書きとめてきました。

 内容について、ここで触れることはしませんが、会場の雰囲気、反応とあわせて考えると、市町村行政というものが、人の暮らしにとって、いかに密接に関わっているか、また、住民の方々に支えられて存在しているかということが痛感されるとともに、税金や年金保険料、健康保険料の金額や使われ方について、国民の関心はとてもシビアだということが改めて実感されました。きょうからガソリンがまた値上がりしていますが、悲鳴という段階をもうとっくに越えている地方の実態について、政治の責任は極めて重いと思います。

2008/06/20

大雨

 筑後地方南部では、きのう、きょうと、強い雨が降りました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 河川の水位は、降雨の状況より遅れて、上流の天候も反映して増減します。県や国交省の防災関係のホームページを見ていると、今回は特に、すぐ近くの地点でも降雨量が違っているようですから、近所でそんなに降っていなくても、上流では大きく降っている可能性もあると思います。また、地盤のゆるみで普段より路肩が弱くなっているでしょうし、急に雨足が強まって、視界が悪くなることもありますから、普段よりもなお一層の注意が必要と思います。

 支持者の方々のところをお訪ねしていたところ、水田のそばで、水路の状況を、合羽を羽織って見守って居られる方々を何人もお見かけしました。頭が下がります。

2008/06/16

金曜日の東京行

岩手・宮城内陸地震の被災者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。行方不明の方々の一刻も早い救出をお祈りします。また、亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、怪我をされた方々の一日も早い御快癒をお祈りします。現地の一日も早い復興をお祈りします。

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 先週金曜日は、東京の党本部に、現職を除く衆議院選挙区の総支部長が全員集められました。内容は、各紙報道のとおりです。小沢代表はじめ、党幹部から熱のこもった講話がありました。もちろん、私も行って来ましたよ!東京で暮らしたことが無いもので、毎度毎度、地下鉄の乗り換え駅の選択に失敗しますが・・・。

 これも報道されている中身ですが、その中で、「これから二ヶ月間しっかり頑張れ。お盆明けに、現職のところも含めて全員平等に、全選挙区の状況調査を行う。そして、それを踏まえて一次公認を決める。」という話がありました。

 さて、先月末以来の「差し替え問題」については、地元の連合地協の方々をはじめとして、多くの方から御声援を賜りました。おかげ様をもちまして、これは、福岡県内では報道されている内容ですが、6月3日付で、党本部の赤松選対委員長名で福岡県連と7区総支部幹事長宛に発文された文書中にて、「5月20日の新聞報道にある『民主党福岡県第7区の中屋大介候補の差替え』を、本部選挙対策委員会として検討している状況はありません。」と書いて頂きました。

 しかし、全選挙区を対象とした状況調査が今後行われるということですから、油断出来ない状況に変わりは無いと思います。変わったことといえば、福岡7区だけではなくて、現職までも含めた、全ての総支部長のクビが危なくなったというだけのことです。吹き飛ばすには、活動の強化しかありません。とにかく頑張ります。