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三越、構造改革の一環で店舗閉鎖、池袋店・武蔵村山店など

2008年9月25日 15時18分 この記事を携帯に転送する

三越伊勢丹ホールディングスと同社傘下の三越は9月25日、東京都豊島区の三越池袋店や鹿児島県鹿児島市の三越鹿児島店を含む4店舗と、小型売店2店の閉鎖を発表した。構造改革の一環として、不採算事業から撤退する。

三越池袋店は、同一地区内の競合他店と比べ小規模なため、苦戦を強いられていた。大規模な投資を行っても、投資回収が困難であることが予想されるため、営業終了を決定した。業績が低迷している鹿児島店も、投資回収の見込みが立たないことが閉鎖の理由。

郊外型ショッピングモール「イオンモールむさし村山ミュー」内の三越武蔵村山店(東京都)と「イオンモール名取エアリ」内の三越名取店(宮城県)は出店当初の目標にいまだ達していない。また、小型売店の三越鎌倉(神奈川県)と三越盛岡(岩手県)も業績低迷が続いているという。

池袋店と鹿児島店は2009年5月6日に、それ以外の店舗は2009年3月1日に閉鎖する予定。営業終了に伴い、退職を選択する従業員には再就職などを支援する。

なお池袋店の固定資産については9月30日に、不動産投資信託会社のシンプレクス・リートに750億円で売却する。

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