2008-08-09 07:00:00
してほしかったり、なかったり by 沢城みゆき
皆様こんにちは。
・・・髪の色って大事だな、沢城みゆきです。
『セレブに魅せられて(仮)』
第4回目は、
石田彰 氏
内外問わず、・・・男女問わず、そして年齢問わず本当にファンの多い方で、
・・・なんでしょうね、他が追従できない独特の魅力をお持ちの、石田彰氏。以前事務所でお見かけしたとき、カッコいい自転車でいらしていたのを覚えていて、この企画が決まったときから、・・・出ていただけたりしたら凄いなあ・・・、と。勇気を出して、事務所の後輩特権で
「あの、石田さん、ホントにマジで全然駄目で大丈夫なんですが、もしも、あのホントにすみません自転車とか(以下略)」とお願いに行ったところ、
(間)
「・・・そりゃあ、他でもない沢城の頼みな」
「すみませんもう一回お願いしてもいいですか?」(速)
‘他でもない沢城’を強調していただいた形で復唱していただき(幸)、
なんと快く了承して下さったのでした!
(ご多忙な中本当に感謝!)
自転車歴:「ちゃんと自転車小僧(いい意味で)をしている訳では無いの で、0年と言ってもいいくらいなのですが、高校時代の通学用自転車を最後に自転車のある生活を離れてから再び通勤用に自転車を手に入れたのが10年ほど前」(以下彰談)
きっかけ:「基本的に人混みにもまれるのが嫌なんです。普段の行動半径なら、電車にかわる移動手段に自転車はアリだと気付いたから。」
(バイクに乗れない雨の日は、スタジオでげっそりした姿をよく拝見します。)
愛(自転)車:「今手元にあるのは二代目でPeugeot

モデル名は確か……
VTT400? 500? 愛情薄すぎですか?
購入当時はちょうどマウンテンバイクへのモーターサイクル的パーツ投 入による武装化が始まった時期で、前後サスペンションやら機械式ディ スクブレーキやらが登場し始めた頃でした。そんな中「やっぱり自転車はシンプルでなきゃ」と敢えて前後リジッドにブレーキもカンチレバー 式のこの車を選ぶ。っていうか、安かったからね。」
(非常に石田さんらしい(笑))
アレンジ:「カタログデータでは車重12kg。値段相応の重さなのですが、人力 エンジンなら当然車体は軽い方が有利と、サドルをselle ITALIA のFlite Titaniumに取り替えたのを皮切りにパーツ交換、アップデート地獄に嵌まるのかと思いきや、この安い自転車にお金を注ぎ込む のは不毛なのでは?とハタと気付き、パーツのグレードが低いので必然 的にゴツめにできているクランクやシートポストのクランプ部の贅肉を 自分で削り落として軽くしてみるという暴挙に出る事に。正直、こんなのは軽くしたといっても微々たるもので、端から見たら意味はないものでしょうが、
人間は神経の生き物です。
「やったという事実」が本人に 「軽い」と感じさせるのです。
(なるほど。)
加えて使用頻度の低いフロント側の変速機構を捨てセンターリングに固定。要らなくなったディレーラー、シフトレバー、インナーリングも外 して軽量化(写真にも写っているかも知れませんが、アウターリングはチェーンガイドがわりに残してみました)。こちらは最初 のプランに比べれば、元々付いてたパーツが幾つか無くなる訳ですから もう少しはっきりと軽さが判ってもいいようなものですが、僕の脚では体感できず。でも
人間は神経の生き物です。
「やったという事実」が本人に 「軽い」と感じさせるのです。
(ええ、ええ。(相槌))
ただ、この仕様だと貧弱な僕の脚力でも漕ぎきってしまう感があるので もう少し大きめのリングに換えたいなぁと思い続けて早数年、という問題も。
それから、元々付いていた鉄製のケージタイプのペダルも変形を機に TIOGAのシュアーフットコンパクトに。見た目もちっちゃいしアルミだし、これも軽量化に一役買っているはず。
人間は神経の生
(存じております。(にっこり))
そしてっ、気になるお値段ですが・・・
5万円台(おお、庶民派!)*オプション含むと6、7万
使用頻度:「意味不明の自己満足行為を嬉々として語っているこの文章を読んで、聡明な方なら既にお気付きでしょうが、どうも僕は距離を乗るより雑誌を読んだりして知識をため込み、ちまちまイジって満足するタイプのよう です。
(そんなことはありませんが、確かに石田さんは博学(7割)そして雑学(3割)でいらっしゃる。)
実はこれまで「自転車に乗るために自転車に乗る」=「サイクリング」というような事をした事がありません。自転車は「移動のための足」の域を出ていませんでした。なのにそれも最近バイクに取って代わられてしまっているので、このコーナーに登場させてもらっておいてなんですが、人選誤ってない? (そんなことない!)ホントに大丈夫?(もちろんだ!)と、とても心配 してしまいます。(私こそ、こんなにお時間割いていただいてしまってもう本当に頭が上がらない!)
エピソード:「バイクと違って、自転車では幸運な事に盗難にも事故にも遭っていません。これは
「なあオマエ~、やっぱり自転車にしときなはれ~」
という 神様のお告げなのか?」
・・・いやいや、こう・・・密かに静かに凝って、取り組んでいらっしゃるところが石田さんらしいといいましょうか、今までは‘乗ってよし、乗ってなんぼ!’な方々ばかりだったところに、堂々と‘いやいや知ってなんぼ、VIVA知識!’で切り込んでくるあたりさすがです。
・・・舞台でもマイク前でも、彼がくれる感想を、私はひとつ結果にしているところがあって、特に楽屋では毎回長いこと捕まえてしまう。
彼の言葉には、いつもはっとして、なるほどと感心して、ユニークだなと笑顔になれて、そんな評価あたしにはもったいないと泣けてきたりする。
深く交流があるわけではないけれど、ちょっとでも骨のある後輩と思われていたいとそっと思っている。
・・・誰にでも、‘見ていてほしい人’がいるはずで、
そこには‘期待してほしい’という想いが、恐れ多いと思いつつ、含まれているのだと思う。
‘母親に見ていてほしい人’娘と、
‘父親に見ていてほしくない’息子
のいる、ある家族のお話。『ペダルをめっちゃ漕ぐ』まであと11日。
・・・髪の色って大事だな、沢城みゆきです。
『セレブに魅せられて(仮)』
第4回目は、
石田彰 氏
内外問わず、・・・男女問わず、そして年齢問わず本当にファンの多い方で、
・・・なんでしょうね、他が追従できない独特の魅力をお持ちの、石田彰氏。以前事務所でお見かけしたとき、カッコいい自転車でいらしていたのを覚えていて、この企画が決まったときから、・・・出ていただけたりしたら凄いなあ・・・、と。勇気を出して、事務所の後輩特権で
「あの、石田さん、ホントにマジで全然駄目で大丈夫なんですが、もしも、あのホントにすみません自転車とか(以下略)」とお願いに行ったところ、
(間)
「・・・そりゃあ、他でもない沢城の頼みな」
「すみませんもう一回お願いしてもいいですか?」(速)
‘他でもない沢城’を強調していただいた形で復唱していただき(幸)、
なんと快く了承して下さったのでした!
(ご多忙な中本当に感謝!)
自転車歴:「ちゃんと自転車小僧(いい意味で)をしている訳では無いの で、0年と言ってもいいくらいなのですが、高校時代の通学用自転車を最後に自転車のある生活を離れてから再び通勤用に自転車を手に入れたのが10年ほど前」(以下彰談)
きっかけ:「基本的に人混みにもまれるのが嫌なんです。普段の行動半径なら、電車にかわる移動手段に自転車はアリだと気付いたから。」
(バイクに乗れない雨の日は、スタジオでげっそりした姿をよく拝見します。)
愛(自転)車:「今手元にあるのは二代目でPeugeot
モデル名は確か……
VTT400? 500? 愛情薄すぎですか?
購入当時はちょうどマウンテンバイクへのモーターサイクル的パーツ投 入による武装化が始まった時期で、前後サスペンションやら機械式ディ スクブレーキやらが登場し始めた頃でした。そんな中「やっぱり自転車はシンプルでなきゃ」と敢えて前後リジッドにブレーキもカンチレバー 式のこの車を選ぶ。っていうか、安かったからね。」
(非常に石田さんらしい(笑))
アレンジ:「カタログデータでは車重12kg。値段相応の重さなのですが、人力 エンジンなら当然車体は軽い方が有利と、サドルをselle ITALIA のFlite Titaniumに取り替えたのを皮切りにパーツ交換、アップデート地獄に嵌まるのかと思いきや、この安い自転車にお金を注ぎ込む のは不毛なのでは?とハタと気付き、パーツのグレードが低いので必然 的にゴツめにできているクランクやシートポストのクランプ部の贅肉を 自分で削り落として軽くしてみるという暴挙に出る事に。正直、こんなのは軽くしたといっても微々たるもので、端から見たら意味はないものでしょうが、
人間は神経の生き物です。
「やったという事実」が本人に 「軽い」と感じさせるのです。
(なるほど。)
加えて使用頻度の低いフロント側の変速機構を捨てセンターリングに固定。要らなくなったディレーラー、シフトレバー、インナーリングも外 して軽量化(写真にも写っているかも知れませんが、アウターリングはチェーンガイドがわりに残してみました)。こちらは最初 のプランに比べれば、元々付いてたパーツが幾つか無くなる訳ですから もう少しはっきりと軽さが判ってもいいようなものですが、僕の脚では体感できず。でも
人間は神経の生き物です。
「やったという事実」が本人に 「軽い」と感じさせるのです。
(ええ、ええ。(相槌))
ただ、この仕様だと貧弱な僕の脚力でも漕ぎきってしまう感があるので もう少し大きめのリングに換えたいなぁと思い続けて早数年、という問題も。
それから、元々付いていた鉄製のケージタイプのペダルも変形を機に TIOGAのシュアーフットコンパクトに。見た目もちっちゃいしアルミだし、これも軽量化に一役買っているはず。
人間は神経の生
(存じております。(にっこり))
そしてっ、気になるお値段ですが・・・
5万円台(おお、庶民派!)*オプション含むと6、7万
使用頻度:「意味不明の自己満足行為を嬉々として語っているこの文章を読んで、聡明な方なら既にお気付きでしょうが、どうも僕は距離を乗るより雑誌を読んだりして知識をため込み、ちまちまイジって満足するタイプのよう です。
(そんなことはありませんが、確かに石田さんは博学(7割)そして雑学(3割)でいらっしゃる。)
実はこれまで「自転車に乗るために自転車に乗る」=「サイクリング」というような事をした事がありません。自転車は「移動のための足」の域を出ていませんでした。なのにそれも最近バイクに取って代わられてしまっているので、このコーナーに登場させてもらっておいてなんですが、人選誤ってない? (そんなことない!)ホントに大丈夫?(もちろんだ!)と、とても心配 してしまいます。(私こそ、こんなにお時間割いていただいてしまってもう本当に頭が上がらない!)
エピソード:「バイクと違って、自転車では幸運な事に盗難にも事故にも遭っていません。これは
「なあオマエ~、やっぱり自転車にしときなはれ~」
という 神様のお告げなのか?」
・・・いやいや、こう・・・密かに静かに凝って、取り組んでいらっしゃるところが石田さんらしいといいましょうか、今までは‘乗ってよし、乗ってなんぼ!’な方々ばかりだったところに、堂々と‘いやいや知ってなんぼ、VIVA知識!’で切り込んでくるあたりさすがです。
・・・舞台でもマイク前でも、彼がくれる感想を、私はひとつ結果にしているところがあって、特に楽屋では毎回長いこと捕まえてしまう。
彼の言葉には、いつもはっとして、なるほどと感心して、ユニークだなと笑顔になれて、そんな評価あたしにはもったいないと泣けてきたりする。
深く交流があるわけではないけれど、ちょっとでも骨のある後輩と思われていたいとそっと思っている。
・・・誰にでも、‘見ていてほしい人’がいるはずで、
そこには‘期待してほしい’という想いが、恐れ多いと思いつつ、含まれているのだと思う。
‘母親に見ていてほしい人’娘と、
‘父親に見ていてほしくない’息子
のいる、ある家族のお話。『ペダルをめっちゃ漕ぐ』まであと11日。