韓国、銀行への出資規制緩和を来週発表=金融監督委員長
[ソウル 25日 ロイター] 韓国金融監督委員会(FSC)のジュン・カンウー委員長は25日、銀行への出資規制緩和を来週にも発表する、との計画を明らかにした。ケーブルテレビのMBNで述べた。
規制緩和により、プライベートエクイティやコングロマリットが韓国の国内銀行の主要株主になることが可能になる、としている。同委員長は、銀行の株主構成や資本の強化につながる、との見方を示している。
現行規制では、銀行のみが他行の経営権を取得できる。銀行以外の投資家は、出資比率の上限が議決権の4%、全体の10%とされている。
同委員長は「発表は来週の予定」と述べ「わが国の銀行への出資規制は、他の先進国と比べ厳しく、変更の余地がある」との認識を示した。
同委員長は、発表の日時などこれ以上の詳細は明らかにしなかった。
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