児童買春の温床として全国的に問題となっている出会い喫茶を規制する条例が24日、京都府議会に提案された。山田啓二知事が「出会い喫茶」への18歳未満の入場制限や、営業禁止区域の設定などを盛り込んだ条例案を提案した。出会い喫茶は女性と男性が店内で出会い、合意があればその後、店外デートもできる仕組み。店を利用した18歳未満の少女が児童買春に巻き込まれるケースが全国的に多発している。京都府でも児童買春で3人が逮捕されていて、警察は市内の店舗を家宅捜索したが現在、出会い喫茶を規制する法律はない。今回の条例が可決されれば出会い喫茶を規制する全国初の条例となる。条例案に違反すれば最高で1年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科され、出会い喫茶の停止、また廃止を命じる行政処分も下すことができる。 (09/24 18:13)