千葉・東金市5歳女児遺体事件 女児をよく知る中学生「雨の中を走っているのを見た」
千葉・東金市の路上で、5歳の女の子が遺体で見つかった事件で、女の子をよく知る中学生が、事件当日の正午ごろ、現場近くで「雨の中を走っているのを見た」とFNNの取材に対し証言した。
成田幸満(なりた・ゆきまろ)ちゃん(5)をよく知る女子中学生が、幸満ちゃんを現場近くの路上で見かけたのは、遺体が見つかるおよそ30分前だった。
この事件は、成田幸満ちゃんが、21日昼すぎ、東金市の市道で全裸の遺体で見つかったもの。
FNNの取材に対して、女子中学生は、幸満ちゃんの母親が勤務する病院から遺体発見現場に向かう路上で幸満ちゃんが1人で走っていたと証言している。
幸満ちゃんをよく知る中学生は「よく(幸満ちゃんと)遊んでいたから、間違いないと思う。(雨の中)すごい急いでいる感じで(走っていた)。(服装は)紺と黒っぽいズボンと、黒っぽい靴。(時間は)正午くらい。(午前)11時50分から12時の間くらい。変だから、幸満ちゃんだなとか思いながら、大丈夫かなと思った。(声はかけなかかった?)かけなかった。すごい走っていて、わたしたちは、とぼとぼ歩いていたし。(どっちの方向に走っていった?)友達のマンションの方」と話した。
一方、その後の警察の調べで、幸満ちゃんの腕には、強い力でつかまれたときにできるようなあざが残されていたことも明らかになった。
捜査本部は、幸満ちゃんが女子中学生に目撃されたあと、正午ごろからの30分の間に何者かに襲われたとみて、不審者の洗い出しなど捜査を進めている。