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三越、鹿児島など4店舗を閉鎖へ大手百貨店の三越と伊勢丹を傘下に持つ三越伊勢丹ホールディングスは24日、東京都内の「池袋三越」「武蔵村山三越」の2店舗と、「名取三越」(宮城県名取市)、「鹿児島三越」(鹿児島県)の計4店舗を閉鎖する方針を固めた。11月に発表する中期経営計画に盛り込む。25日にも三越が発表する。 不採算店舗のリストラを進めて収益力を向上させる考えだ。雇用などに一定の影響を及ぼすことから、地元自治体などとの調整を進めている。 三越伊勢丹ホールディングスが今年4月に発足して以来、国内直営店の閉鎖は初めてだ。 池袋三越については、今年6月の東京メトロ副都心線の開業で、同じ沿線の伊勢丹新宿本店と商圏が重複すると判断した模様だ。鹿児島三越は建物の老朽化が進んでいた。武蔵村山店は06年、名取店は07年に、郊外型ショッピングセンターの中核テナントとして出店したばかりだが、いずれも業績が振わない。 今春には伊勢丹が地場百貨店と合弁で運営していた小倉伊勢丹(福岡県北九州市)から資本を引き揚げ、事業撤退した。 (2008年9月25日 読売新聞)
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