いつまで寝ているのと問われるが、いつまで此処にいるの?そう返したくなる。外出恐怖になっている。もう家族崩壊にならぬ為に犬の散歩と食器を洗う。家族との会話さえ辛い。避ける様に時間のリズムをずらす。涙、一粒出ない。欠かさない事は毎日写真を撮る事。まだ一人で居たいの?と問われ「はい」と繰り返す。毎日毎日、外出するのは苦しい。皮膚が焼け焦げてしまいそうで。人の群れは目にするのが声を耳にするのが苦しい。これは日常で対して混乱はしていない。貴方が貴方達が知らないだけの話で。部屋を暗くしてぼんやりとしたり本を読みふけったり、急に写真を撮りだしたり音楽を聴いて泣いたりしてるだけで。これを一般的に何とさすかも分からない。職場から合否が来ない。早くして欲しい。艶子ってなんだろうと考えると胃が痛くなる。艶子って私と切り離した別人格ではないかと醜く膨れ上がった現実を受け止めたくないから艶子に私は全て押し付ける。でも私は艶子と生活を写真を共にしなくてはならなくて。本当なら笑って喜ぶのだろうが、笑みひとつこぼれない。セルフの赤外線リモコンや手元で切るコードには艶子と書いてある。私は結局「艶子」な
んだろう。辞めたければ辞めればいいじゃん?そう言われたけど。そうですか?私は本当に艶子をやめたいのですか?艶子ってなんなんですか。私の闇ですか。答えが出ないまま夜は深まる。考えたくないからずっと眠っているだけなのかもしれない。目が開いて脳が動いた時はゾッとする。変わらない私がいる。なかなか変われない私がいる。好きな音楽を艶子だからって嫌いにならなくてはいけないんですか?なんで憧れてる人の名前を出したら寝てるとか寝てないとか言われなきゃいけないんですか。ライブハウスにも自由に行けないんですか。ばーか。ばーか。私もばーか。生きていたくはない気さえするんですよね。展示が決まれば企画者と寝てるとかさ。企画者さんや二人展する方は女性なんですけどねー!!古い考えじゃないのかしら。寝て企画なんか取れる程甘くない。そんな展示見て誰が良いと思うんだよ。私は写真家鷹野氏の眼を見て思った。写真の奥まで見てると。見る人には分かるんだ、それが嘘か本当か、そして魅力的か。いつもいうが写真は隠しきれないほど真実を写す。私はひねくれ者だからそんな事で展示したらそうゆう皮肉写真でも撮るだろうね。
カメラを武器として性的な事をする人間は嫌い。私もそんな風になったら終わりだ。そこまで必死こいて女売ってやりたくない。艶子は三人居るのよ。三人で艶子だ。やはり苛立ちは隠せない。あぁあああー来年は北海道か九州にも写真を展示する。画像は作業場。