テーマ:家族の絆 上映日:8/13(水)・8/23(土)

11:20

特技 妊娠! 趣味 子育て! 〜熊本の12人大家族〜

底抜けに明るい母親と三つの仕事を掛け持ちして家計を支える父親。熊本に住む岸さん一家は10人の子宝に恵まれた大家族。
“ちょっとゆるんだパンツのゴム”のような岸家流子育てをのぞいてみると、「家族とは?」「幸せとは?」という大きなテーマも気負い無く考えられる。改めて家族を問い直す絶好の企画。

ナレーター:宮崎美子(2002年 熊本県民テレビ)

12:00

ガンコ親父と7人の子どもたち 〜母さんからのラブレター 〜

千葉県出身の吉塚公雄さん(55)は34年前(1972年)、夏も冬も牛を山に放つ究極の「山地酪農」をめざし岩手県田野畑村に移住した。質にこだわるあまり、収入は一向に増えなかったが、貧乏人の子だくさんを地で行って7人の子どもをもうけた。ドキュメントで過去96年と01年に放送してきた吉塚家の記録。最近では父と子が対立、自我がぶつかり合う場面が増えている。長女都さんの結婚と出産、二女令子さんの父への反発。そして長男と二男が酪農家に成長する姿を通して、家族のあり方を見つめ直す。

ナレーター:小山茉美(2006年 テレビ岩手)

13:00

夫がこどもになった・・・ 〜 脳外傷と闘う妻と娘 〜

父に6歳の娘が声をかける。「お父さん今日どこに行ったか思い出して?ヒントを出すよ」6年前の1997年、池田照文さん(53)はヨットから落ち、脳外傷になった。事故の前、5年間の記憶が消え、妻・まさみさん(48)や娘・恵美ちゃんのことすら覚えていない。社会で充分な理解が得られず、行政の取り組みも遅れている脳外傷。息子のようになった夫を抱えながら、全国初の脳外傷者の施設を作った妻の姿を通し、問題点を浮き彫りにする。

ナレーター:内藤剛志(2003年 中京テレビ)

14:00
18:00

花嫁は車いすに乗って 〜母と私と、私の夫〜

事故や病気で突然障害を負ってしまう中途障害者…細川いづみさん(28)は9年前(1999年)交通事故にあい重い障害が残った。彼女の再起には母の支えや事故後に愛を育んだ彼・弾也さんの存在があった。2人の手作りの結婚式。車椅子で進むバージンロード。苦労を知る看護師やリハビリを手伝った医師も駆けつけた。いずみさんはひと言ずつ、母に感謝の思いを伝えた。「おかあさん、私を産んでくれて、ありがとう」いづみさんは生きることの尊さを教えてくれる。小さな一歩を重ねながら夢を形にした感動の物語。

ナレーター:薬師丸ひろ子(2008年 日本テレビ)

15:00
17:00

ふたりの桃源郷 〜最期まで山で、最期まで夫婦で〜

戦後の貧しい時代、故郷の山を切り開き3人の娘を育て上げた田中寅夫さん(93)とフサ子さん(88)。一度は大阪へ出るが、子どもが独立すると夫婦は電気も水道も電話もない山に戻った。「山を下りて同居しよう」そんな娘の説得も聞き入れない。「自分らしく老いたい」「ここが2人の原点だから」と。寅夫さんはガンに肺炎、肺気腫を患い入院。余命わずかと言われても山に向かう。夫婦とは、老いとは、幸せとは何かを問う17年の記録。この夏(2007年)、寅夫さんは93歳で他界。最期まで山にこだわった人生だった。痴呆が進むフサ子さんは夫の死を受け入れられない。夫を呼ぶ妻の声が、山にこだまする。

ナレーター:槇 大輔(2007年 山口放送)

16:00

親子舞い 〜駒つなぎの桜の下で〜

長野県阿智村に住む加藤木 朗さん(40)。各地に伝わる伝統芸能をアレンジ、新たな舞台芸能を模索している。太鼓などお囃子は子供達が手伝うが、遊び盛りの彼らにとって稽古で縛られる時間は苦痛だ。朗さんは「手伝いではなく芸人としての道を歩んで欲しい」と、2007年に15歳になる長男・磊也(らいや)君にひとつの儀式を計画した。今まで太鼓だけだった磊也君に稽古をつけ、父子で「ふたり舞」を踊る。場所は源義経が旅の途中、馬をつないだと伝わる老木「駒つなぎの桜」。将来に迷う長男に夢は託されるのか…。親子の絆を2年半に渡って追った。

ナレーター:湯浅真由美(2007年 テレビ信州)