1000億-3000億円出資へ 三井住友、ゴールドマンに三井住友フィナンシャルグループが、関係の深い米証券最大手のゴールドマン・サックスに1000億-3000億円程度出資する方針を固めたことが24日、明らかになった。米金融危機で経営環境が悪化したゴールドマンが実施する資本増強策に応じることで、国内外の投資銀行業務などを強化するのが狙いだ。 米証券大手に対しては、三菱UFJフィナンシャル・グループもモルガン・スタンレーに約9000億円を出資し、筆頭株主になる。損失拡大や資金調達に不安を抱える欧米金融機関に比べ比較的に傷の浅い邦銀勢が、国際金融市場で一段と存在感を強めそうだ。 三井住友はゴールドマンから非公式に出資の打診を受けているもようで、正式要請を受け次第、機関決定する見通し。具体的な出資額などは今後詰めるが、規模は数%程度になる見込みだ。
【共同通信】
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