福山市は24日、病気が完治する前の乳幼児や児童を預かる「病児・病後児保育」を、蔵王町の市民病院で10月1日から始めると発表した。働きながら子育てをする保護者を支援する病児・病後児保育事業は市内で4カ所目で、公立病院での実施は初となる。
対象は、病気か病気から回復中で保育所や小学校に通えない生後6週間―小学3年生の子ども。本館東側の平屋建物で平日の午前8時半から午後6時まで、1日4人を上限に預かる。必要に応じ、看護師や医師が診療する。
利用料は1日2000円。事前に利用登録と予約をした上で、当日に市民病院で診察を受ける必要がある。はしかなど感染性の高い病気の場合、預からないこともある。問い合わせは、市児童部庶務課=電話084(928)1047。
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