県内ニュース
政治・行政
改革クラブが政党要件満たす
民主党を離脱した渡辺秀央氏ら参院議員4氏が結成した「改革クラブ」に、無所属の西村真悟衆院議員(比例近畿ブロック)が新たに加わることが24日、明らかになった。西村氏の参加で所属国会議員5人以上が要件となる政治資金規正法上の政党要件を満たすことになり、政党交付金を受けることも可能になる。同日、西村氏を含む5氏連名で政党としての届けを総務省に提出、受理された。
改革クラブは25日に会見を開き、西村氏の参加を正式に発表する。
代表の渡辺氏は、この時期の西村氏の参加について「国民の大きな関心事である衆院選を傍観することは許されない。衆院選を戦うには、政党の形がなければ難しい」と説明。「西村君とは旧自由党時代から一心同体で活動してきた」と考えの近さも強調した。
西村氏は当選5回。前回衆院選では民主党公認候補として大阪17区から出馬し、比例復活当選した。その後同党を除籍され、現在は無所属。改革クラブは次期衆院選で西村氏を公認候補として同区から出馬させる方針。
8月下旬に結成された改革クラブは当初、民主党の姫井由美子参院議員を含めた5氏の参加を見込んでいたが、姫井氏が不参加に転じたため、17日に政党ではなく「その他政治団体」に変更する届け出をしていた。
新潟日報2008年9月24日
前後のニュース