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【麻生内閣誕生】25日から0泊3日の“弾丸ツアー”でNYへ 早くも外交デビュー (2/2ページ)
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だが、首相の決意が国際社会に真摯(しんし)に受け止められるのは政権基盤が安定していることが前提になる。7年前の米中枢同時テロから日本の首相は4人目とネコの目のように代わっているうえ、来年1月15日に期限切れとなるインド洋での自衛隊による補給活動継続の行方も視界不良のままだ。
ましてや、カウントダウンに入った総選挙で自民党が下野する事態も十分予想される。外交筋は、「国際社会はいまの日本の首脳の発言をまともに聞くことはないだろう。日本は安保理改革も声高には主張できない」と指摘する。
「世界はエゴイズムまるだしの国益のぶつかり合う時代に入った」(外交筋)とされるなか、同じ価値観をもつ国家と連帯する「自由と繁栄の孤」という首相の外交論がそのまま通用していくかは疑問だ。
首相は、グルジア紛争でのロシアの横暴や北朝鮮の日本人拉致問題などについて日本の立場を毅然と示せるのか。麻生政権の最初の試金石になりそうだ。(高木桂一)
■最近の歴代首相の初外遊先
/橋本首相/平成8年2月/米国/
/小渕首相/10年9月/米国(国連総会出席)/
/森首相/12年4、5月/ロシア、米国など主要7国歴訪/
/小泉首相/13年6、7月/米国、英国、フランス/
/安倍首相/18年10月/中国、韓国/
/福田首相/19年11月/米国/