日本への長期出張が終わり、カナダの夏も終わった。
オタワでは、朝方には霜も下り、5℃とかなっているし。
うーむ。夏を返せ。
それにしても酷い出張であった。
リリース予定から遅れに遅れての火事場である。担当者をクビにした後、私がいきなり投入されたのであった。
当然のように、毎日朝から終電までの日々が続いた。
まあ、とったウィークリーマンションも首都高沿いで、うるさく狭い部屋である。早く戻っても何も楽しくもないのだが。
出張前日、通達があった。
「関係各位、明日の九時に弊社xxに集合してください。」
いわれるがままに集まる。
まず午前中いっぱいは、機材のセッティングだけで終わる。各ベンダーは待っているだけだ。
カナダ人どもは当然驚く。
「なんで事前に用意しとかないんだ?」
昼過ぎになって、やっと会を進めるのかと思いきや、各ベンダーの担当者を作業部屋に詰め込むと、あとは勝手にやれといってクライアントの担当者はいなくなってしまった。
カナダ人どもは当然驚く。
「なんで誰もこの会を進行しないんだ??」
「何のために、皆を集めたんだ??」
私「いや、担当どうしてうまく解決しろってことだ。」
「What!!(以下略)」
初日から、こんな調子でだらだらと始まる。夜も9時を過ぎるとカナダ人激怒である。
「All of you are crazy!(以下略)」
独り言でも客の前でいうな。というか、All of you て私も含めていっているのか。
そんな調子で出張は始まったのであった。
2008年09月24日
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典型的な日本企業ですね。
良くある光景ですよ、ホントに。
結論もいつも同じ。
だから日本企業は終わっている。
PS:
「“ホウレンソウ”は第二の“カロウシ”になるか」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615719#2615719
この話をカナダの人達にしたら、一体どんなことを主のだろうか?