散歩中に放した犬が他の犬の飼い主をかんでけがを負わせたとして、福岡県警は23日、同県中間市中央1丁目、波多野秀彦容疑者(75)を、重過失傷害と県動物愛護条例違反の疑いで同日逮捕したと発表した。県警は、波多野容疑者が「自分の犬はかんでいない」と容疑を否認したと説明している。
県警によると、波多野容疑者は同日午後5時15分ごろ、同市中間1丁目の河川敷で、グレートデン3匹をひもでつながずに散歩させ、うち1匹(全長1.2メートル)が近くで犬に散歩をさせていた女性(33)の両ひじにかみつき、軽いけがを負わせた疑いを持たれている。