「医療事故を安全な医療の教訓に」大阪でシンポ
「医療事故を安全な医療の教訓に―公正・中立な医療事故調査機関の早期設立を」と題したシンポジウムが、11月23日の午後1時半から大阪市の大阪府立労働センター(エル・おおさか)で開かれる。「医療過誤原告の会」の主催。
【関連記事】
医療者と患者の信頼関係が医療崩壊を防ぐ
事故調シンポ「患者と医療者が手をつなぐには」(1)
死因究明で議論錯綜―日本医学会(下)
死因究明制度でシンポ(5)ディスカッション
医療事故死の死因究明制度をめぐっては、医療安全調査委員会(仮称)の設置を柱とする法案大綱案を厚生労働省が発表したのに対し、民主党も対案を示しているものの、秋の臨時国会での法案成立は難しいとの見方が強い。
シンポジウムでは、「無断で繰り返される、人体実験」と題した医療過誤裁判報告のほか、厚労省医政局総務課の佐原康之医療安全推進室長から、法案大綱案についての説明を聞く。
弁護士の石川寛俊氏や金沢大法学部の仲正昌樹教授、医療ジャーナリストの油井香代子氏、同会の篠原聖二副会長も登壇する。
定員は150人で、参加費は無料。問い合わせや申し込みは、同会の宮脇さんまで。携帯電話090(6016)8423、電子メール contact@genkoku.jp、ファクス042(393)9873
更新:2008/09/24 12:25 キャリアブレイン
新着記事
子ども向け講演会「『いのち』ってなに?」(2008/09/24 13:55)
コンシェルジュ講習会のキャンペーン始まる(2008/09/24 13:53)
千葉県看護協会が「訪問看護のつどい」(2008/09/24 12:50)
注目の情報
PR
過去の記事を検索
CBニュースからのお知らせ
CBニュースは会員サービスの“より一層の
充実”を図るため、掲載後一定期間経過した
記事の閲覧にログインが必要となりました。
今後ともCBニュースをご愛顧いただけますよう、
よろしくお願い申し上げます。
キャリアブレイン会員になると?
専任コンサルタントが転職活動を徹底サポート
医療機関からスカウトされる匿名メッセージ機能
独自記者の最新の医療ニュースが手に入る!
【第29回】白髪宏司(しらが・ひろし)さん(埼玉県済生会栗橋病院副院長) 「新医師臨床研修制度は、研修医、指導医、病院、患者のみんなを不幸にしてしまったシステムだ」―。こう指摘するのは、今年9月までに127人の研修医を指導してきた埼玉県済生会栗橋病院の白髪宏司副院長。新制度が医師不足と偏在に拍車を掛 ...
島根県では現在、県内の医療機関で勤務する即戦力の医師を大々的に募集している。医師確保を担当する健康福祉部医療対策課医師確保対策室が重視しているのは、地域事情などに関してできるだけ詳しく情報提供すること。実際に生活することになる地域についてよく知ってもらった上で、長く勤務してもらうのが狙いだ。同室で ...
WEEKLY
医療紛争解決に医療メディエーターを
〜北里大学病院の取り組みから〜
医療者と患者の間にトラブルが起こった場合、解決に導く対話を「医療メディエーション」といいます。今回は「医療メディエーション」に組織的に取り組んでいる病院をご紹介します。