岡山放送局

2008年9月24日 10時44分更新

生徒・児童の視力低下目立つ


県内の高校3年生の2人に1人は、メガネかコンタクトレンズをするなど、生徒や児童の視力の低下が目立っていることが岡山県教育委員会の調査でわかりました。

県教育委員会が、県内のすべての幼稚園児から高校生までを対象に毎年12月に行っている調査によりますと、去年は高校3年生の48.8%、ほぼ2人に1人がメガネかコンタクトレンズをしていることがわかりました。
これは5年前の平成15年にくらべて、およそ4ポイント多くなっています。

また小学6年生と中学3年生を対象にした調査でも、児童や生徒の視力の低下が目立っていて、このうち小学6年生では、メガネやコンタクトレンズをしている児童は去年12月の調査で14.6%と平成15年と比べて3ポイントあまり増えています。

県教育委員会では「パソコンや携帯電話の普及で、目の健康には必ずしもよいとはいえない環境になってきており、長時間、画面を見続けないことなど、指導して行きたい。」と話しています。