10年を経て、Google設立者のひとりを名乗る男が突如出現
Erick Schonfeld
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Googleが10周年を祝う中、実は「三番目の設立者」であると名乗り出て歴史に名を残そうとする男が登場した。上に掲載した動画内で、男はHubert Changと名乗り、NYUのPh.Dコースの学生であった1997年、スタンフォード教授のRajeev MotwaniによってGoogle設立者のLarry PageとSergey Brinに紹介されたと述べている。男はPage Rank(Goolgeの検索エンジンを支える基礎技術)の開発を手伝い、Googleという名前の確定にも参加し、ビジネスプラン作成も行ったと主張する。
それではなぜPageRankを巡る文書に男の名前がないのだろうか。男はGoogleに参画するかわりにPh.Dへの道を全うすると決めたからだと言う。そして2002年にPh.Dを獲得して後にGoogleにコンタクトしたところ、LarryおよびSergeyの側近に冷たく追い払われたという(おやまあ、びっくり)。諸君覚えておきたまえ。常に自分の名前をきちんと書面に残すように要求しなくてはいけない。
ところで男の話に真実はあるのだろうか。私にはわからない。でまかせじゃないかという印象を持っている。一応Motwani教授、Google、およびHubert Changに詳細を尋ねるメールを出した。ただChang自身が語っているのを聞いてみても、たいしたものじゃないと判断して自らGoogleへの関与をやめたのではないかとも思える。そうであるとすればそれは彼自身の失敗だということに過ぎない。
(Webrenceにも関連記事がある)
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(翻訳:Maeda, H)
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