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写真家 玉地 俊雄[紫煙のゆらぎ]
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紫煙のゆらぎ

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2008.05.09

73 ヤラセ番組探偵ナイトスクープ。TVは多かれ多かれヒドイ捏造とユラセだから絶対信用してはいけない
[ 紫煙のゆらぎ ]    

                         長原さんと玉ちゃん


               紫煙のゆらぎ・ヤラセ番組探偵ナイトスクープ



木曜日の夜に電話が掛かってくる。

「探偵ナイトスクープに協力して」
訳のわからない弱小の下請け会社のADからだった。

撮りは日曜日の昼まで。検索者が1発で身元がわれて困っている。
その人からあなたに頼んでくれと言われた。

何故本人が頭を下げないのだ?

「玉地君ひとつよろしく」

電話の1本ぐらい掛けてもよかろうに。



実はこの西上ハルオという人は昔から猛烈なケチンボで、搾取の限りをつくし、
日本漫画家協会総会会場で、彼に雇われた人々からビラを蒔かれて、
大ヒンシュクをかった事で超有名人だった。

当然友達は居ないし、子飼いのアシスタント1人と、
ひっそりと漫画も描かず参考書の挿絵ばかり描いていた。

その彼が昔、今はもう無い宝塚フアミリーランドで下手糞な、
似顔絵のようで似顔絵にならん、何枚描いても同じ顔ばかりの駄作を、
大勢の素人集団を使って荒稼ぎしていた。

その時に、たまたま、絵の価値が全く解からん阿呆なご婦人が、
勘違いの感動をして彼に、その時いやがって掻いてもらわなかった娘と、
掻いてもらった幼児の大きくなったもうひとりの娘を、大きくなった今、
再度掻いてもらいたいとの、
とんでもない不幸と勘違いの再生産を依頼してきたようだ。


何故本人が頭を下げに来ないのかね。


この、まんがの“ま”も掻けなかった、ケチンボの版下専門の一生の後半に、
何の間違いか兵庫県の某市にある某造形大学の一室を占拠して、“教授”の看板を上げたのには皆が驚いたのであった。

彼にくっついた一生を送った柳たかをという日本画家の息子も準教授として教鞭をとる。
準教授は一生日のめも見ず、
誰一人欲しがらない駄作の塊をHDにコピーして、リュックで今も持ち歩いている。

惨めなもんだ。

その造形大学の学生もかわいそう?いや自業自得だな。
描ける人は教えを請う必要など無い。


そいつらをヨイショする絵コンテを、2日で僕が仕上げてセッティングしなくてはならない
なんて、コリャ完全なヤラセに加担しなきゃならんのかと思うと、
腹が立つのだが、くだんのADは始めからそのつもりで居直っとる。


何故頭を下げてお願いに来ないのかね。

馬鹿馬鹿しいけど嫌だと言えない僕の性格をうらむ。

あっちこっちへ頼み込み、段取りと時間を調整して、ストレスを溜め、
なんとか土曜日の昼には形にしてそのADに連絡してやった。

最後の導線に僕のところへ来い。

ところがである。

中へ入れた大和川次郎というド下手糞な、不幸の大量粗製濫造似顔絵もどきの爺さんが、
ワシをたくさん撮ってくれなきゃイヤダとゴネて、中間のつなぎが無くなったと、
夜になってからその下請けADが電話をかけてきた。

この爺さんは10万枚に画を絵お掻くと豪語して、
9万人の不幸な人に間違った駄芸が悪である、と、
悪事を認識できずに撒き散らしたひとであった。

「おとうさん。まんがだけはやめて」

と妻に言い続けられても、自らの悪事に気付けなかった怪老爺であった。

せめてTVに少しでも、と、おもんばかった僕が甘かった。


またやり直しのとんでもないヤラセのヤラセ。

あんなもの絶対、答ありきの逆回しのヤラセだとハッキリ言っておこう。

だって、片棒いや両天秤を担がされた本人が言うのだから間違いない。


日曜の撮りは打ち合わせも無く、ぶっつけ本番の、アドリブと演技のヤラセでのりきった。


長原氏いわく。

「これはTVの暴力ですよね」

「同感だ」


導線の向うで掻いている下手糞なえは、僕が西上さんはたぶんこんな顔に変化しているだろうと描いたのを、TVカメラが克明に撮っていた似顔絵とは、格段に成層圏と泥田んぼのような差があるえだったが、値打ちのわからないこのご婦人たちは、さもありがたそうにその駄作を押し頂いて喜んでいた。

「もうとっくに10万人は掻きましたね」

10万枚掻くのには10年なら1年に1万枚。
20年なら1年に5千枚。
40年なら1年に2千5百枚、そう簡単に掻ける枚数ではない。

これはあきらかに嘘だと断言する。

10万枚も掻けば才能有ればよし、無ければ10万人が不幸になる。
千枚描けば自分の才能の有無が理解できるはずなのに。

それでも言うたモン勝ちだが、10万回の河原乞食を豪語出来るなんて、
お貰いさんのような事を10万回もして、10万人に不幸を撒き散らす悪事と、
愚才に気付かぬ人だ。

「僕はね、ひとりひとり掻いてあげた人たちが、幸せになってくれる事を願って掻いているんですよ」

打ち合わせの作文だったろう。

彼には頭の毛同様、毛頭そんな考えなど無い人だったもの。


放映は見るのもいやだったが、ヤラセを企画立案実行し、
演技までしてやらなきゃいかん僕の身にもなってみろ。

欲しくも無いが、探偵手帳も菓子折りも礼の一言も無かった。



おかげで僕は直後のバリ島ウブドのユリアティハウスへ行った時皆に言われた。

「あなた探偵ナイトスクープに出られてたでしょう」

ヤラセの話はしたくないので僕の頭髪の話で誤魔化すより仕方なかった。


西上さんからはとうとうお礼の電話1本すら無かった。
そりゃ友達は居らんわいのう。


朝日放送さん文句があるなら聞こう。
こりゃ、実際本当にあったヤラセ番組だったんだから僕はいつでも受けて立つ。
1歩たりとも後へは引かんぞ。


社団法人日本漫画家協会会員・参与

                               玉地 俊雄

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最終更新日  2008.08.12 11:18:56



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