電子部品大手の村田製作所(京都府長岡京市)が23日、一輪車を操る女の子型ロボット「ムラタセイコちゃん」を公開した。自転車に乗る「ムラタセイサク君」のいとこ。
幼稚園の「年長さん」という設定。高さ50センチ、重さ5キロのコンパクトな体に同社の制御技術の粋を集め、前進後退はもちろん、停止しても倒れないなど抜群の安定感を誇る。
政界では総理大臣が2代続けて辞任する迷走ぶり。新首相の指名と総選挙が迫る中、セイコちゃんの「ちゃんと前を見て、バランス取って」という声が聞こえてきそうだ。【望月亮一】
毎日新聞 2008年9月23日 23時49分(最終更新 9月23日 23時51分)