特別派遣委員会 桜井小雪


【概要】  フランソワ学園では、特別派遣委員会という組織が存在する。忘年会などの年のイベントに生徒を派遣し接待をするという、斡旋所とは別ルートでの事業だ。当然こちらの需要度も高く、年末年始などはかなり忙しい部署となる。斡旋所と異なるところは、斡旋所はアルバイトとして派遣されるのに対して、こちらは完全無料の、慈善事業である、ということである。また、こちらは学園の中でもかなり表装にある組織のためか、比較的一般人からの要請が多いのも特徴ではある。それでも、この委員会の存在に気づく人はほんの人握りの運ある者たちなのだが……。

【人物設定】  桜井小雪。初等部5年。身長は138cmで、最近成長の兆しが見えるものの、相変わらずのぺたんこ。でも、最近になって少し大きくなった。父と母がこの学園の卒業生で、その影響でフランソワ学園に入学することになった、とてもおとなしい女の子。さらりと伸びるショートヘアに、ベレー帽がとてもよく似合っている。一部の男子生徒の間では、天使と称されているとかいないとか。


 ピーンポーン。
 と、チャイムが鳴る。今日はクリスマス。さっきまで馬鹿騒ぎしていた友人たちは、みんな帰ってしまった。金のない大学生ばかりだから、飲み会はいつも、彼、楠本岳志の家でと決まっているのだ。
「んっ? 誰か忘れ物か?」
 とくに、誰かが来る予定もない。部屋を見回しても、忘れ物らしきものはない。
「……まさかなぁ」
 呟きながら立ち上がって、玄関に向かう。ワンルームのマンションはかなり古い建物で、この階には住人は彼以外に三人しかいない。みんな貧乏な大学生だから気が合うので、そういうところでも岳志はこのマンションが気に入っていた。
「ん……」
 と、とりあえず覗き窓から外を見る。そうして、岳志は絶句した。
「…………マジかよ」
 そこには、赤のミニのワンピースに、上からかわいい白のふわふらがついたサンタの上着のコスプレを着た少女が立っていた。ショートカットに、小動物のような顔立ち、クリスマスカラーのベレー帽。両手は前で合わされていて、白いお決まりの布袋が提げられている。細く形のいい足は、黒いタイツで、靴は赤と白が眩しいブーツ姿だった。
「えーっと、マジ?」
 小声で呟く。さっき、友人とネットをしていて、興味本位に注文したものが、今届いたのだ。どうせフリーメールだしということで注文したのは、ズバリ、性処理便所というやつである。年齢設定がありえない歳から設定できたあたりがツボにはまり、ほとんど遊びの延長と酒の勢いで注文したのだ。そうして、みんな帰ってしまった。当然だ。まさか本当に注文どおりの女の子が届くなどと、誰も想像しないだろう。
 覗き窓越しの少女は、とても寒そうにしている。加えて、インターフォンに応答がないためか、不安げだ。
(とりあえず、開けるだけだ。開けるだけ開けてみよう)
 というわけで、岳志はドアをあける。突然だったので少女は驚いたように一歩後ろ下がったが、岳志の顔が見えると、とても嬉しそうに微笑んで。
「メリークリスマス、です♪ 桜井小雪です♪ あのぅ、パーティーはもう終わっちゃったんですか?」
「あぁ、うん。まあ、そうなるかなぁ。ところで、えーと、小雪ちゃん? 来るところ間違えてない?」
「えっ!? あれ? えーと、楠本岳志さんです、よね?」
 すると、小雪は慌てふためいてポケットからメモを取り出す。そのメモと岳志の返答をちょっとだけ考えて、
「えーと、やっぱり小雪が呼ばれたのはここだと思うんですけど……。えーと、間違ってたらごめんなさいですぅ……」
 言い終わってから、なぜかしゅんとする。
「ああ、いや、違うんだ。ここ、ここで合ってるよ。いや、まさかホントに来るとは思ってなかったんで……」
「あっ♪ よかった♪ 小雪、また間違えちゃったかと思いました♪」
 と、とても嬉しそうに、岳志の顔を見上げながら微笑んだのだった。
 岳志がその笑顔にやられたことは、言うまでもない。



「うわぁ、すごいですぅ♪」
 と、小雪がはしゃいでいるのは、フィギュアの棚の前。
「ははっ、まあ、そうかな?」
 岳志は曖昧に笑みを返しながら、小雪の隣りに並んでフィギュアのコレクションを見る。スカートの中を覗いたり、形のいいお尻を見ながらはしゃぐ小雪は、とても健康的な、でもちょっと抜けた感じのする、でもやっぱりしっかりしていそうな、普通の少女に見えた。
 そんな小雪を見つめていると、善からぬものと、ダメだという葛藤が滲み出してくるのがわかった。でも、そんな彼とは正反対に小雪が天真爛漫だから、だんだんと岳志の中のバランスが崩れかかってくる。
 ともあれまあ、目の前の小雪はロリ好きの岳志にとっては充分魅力的なわけで……。
「えーと、その、小雪ちゃん、ちょっといい?」
 と、声をかけてみれば、
「?? なーに、お兄ちゃん♪」
 と、笑顔で岳志を見上げてくるのだった。
(わっ、わかってるなぁ……。でも天然っぽいなぁ。って、そうじゃなくて……)
「小雪ちゃん、本当に性処理便所、なの?」
 言ってしまった、と思う。たぶん、言うだけで犯罪だ。ただ、こんな小さい子なのだ。意味はきっとわからないだろう。わからないなら、とりあえずお引取り願おうと思う。犯罪は御免だ。彼は貧乏でオタクだが、真っ当なのだ。
「???」
 すると、岳志の予想通り、「なんですか、それ?」という顔で首を傾げる小雪。その反応に安堵しつつ、岳志はどこかがっかりする。でも、これでいいんだと自分に言い聞かせて口を開こうとすると、
「えーと、小雪ね性処理お便所なの。だからね、おチンポでおマンコとかケツ穴とか、喉の奥とかいっぱいいっぱいズボズボしてもらうのが大好きなの。だから今日、ここに来るのすごく楽しみにしてたの……」
 と、一気に言った。俯いた顔が心持ち悲しそうで、
「えーと、お兄ちゃんはやっぱり、小雪みたいな子どもだとおチンポ勃起しませんですか?」
 見上げる視線が、今にも泣きそうだった。
(いやいやいや、待て待て。女の子を泣かすのはマズイって)
 岳志は動揺する。あまりに慣れていないからかもしれない。そうしてどうしようかと思って、とりあえず口を開いてみたら、
「そっ、そんなことはないですよっ!!」
 と、叫んでしまっていた。



 というわけで、今、小雪は、胡坐をかいた岳志の前に立ち尽くしている。
「あの、お兄さん? えっと……。小雪のスカートの中、見てくれますか……?」
「うっ、うん、もちろん……」
 岳志が唾を飲んだのがわかる。
(小雪が頑張らないと……。お兄ちゃん、すごく優しい人みたいだから……。小雪が頑張らないと……)
 と思いながら、自分からスカートに手をかける。裾のふわふわを手に、ゆっくりゆっくり、スカートを持ちあげていけば。
(あっ、お兄ちゃんに見られちゃう……。小雪のスカートの中、お兄ちゃんにいっぱいいっぱい見られちゃうよぉ)
 そう思うだけで、太ももも、肩も小刻みに震えてきてしまう。顔中が熱くなっていく。とてもいやらしい気分になってしまう。
 そうして……。
「あっ、あぅぅぅぅぅっ……」
 と、一番上までスカートを持ち上げてみれば、小雪のスカートの中、タイツと、ローレグの白い下着が、岳志の前に姿を現した。
「おっ、おぉぉぉぉっ……」
 岳志が歓声をあげる。その声に、小雪の背筋がピクンと震える。
「あっ、あの、小雪のスカートの中は、どう、ですか……?」
「さっ、最高だよっ……。まるで夢みたいだよ……」
「じゃ、じゃあ、小雪のこと、お兄ちゃんの好きなように使ってくれて、いいです……。小雪、性処理便所ですから……。小雪、男の人に興奮してもらえるだけでおマンコぐちょぐちょになっちゃう、すごくいやらしい子だから……」
 恥ずかしい言葉を、本当に恥ずかしそうに言う。事実、恥ずかしい。顔がさらに真っ赤になる。
(でも、頑張らないと……)
 と、小雪は肩幅くらいに足を開き、そのまま、アソコを突き出すように前に出して……。
「あの、どうぞ、です……」
「ほ、本当にいいの?」
「うん……。えっと、小雪も本当はすごく恥ずかしいけど……」
「でも、小雪、我慢できないんですぅ……。お兄ちゃんに小雪の変態おマンコの匂い嗅いでほしくって……。小雪、すごくいやらしくって、いけない子、なんですぅ……」
 頬を赤らめる小雪に、岳志の我慢は限界に達していた。
「本当に、本当に?」
「はい、本当に本当にですぅ……。お、お願いします、小雪、もう我慢できない……」
「あぁ、小雪ちゃんっ!」
「あっ♪」
 たまらず、岳志は小雪のお尻に手を回して腰を引き寄せながら、その鼻先を小雪のアソコに押しつけて匂いを嗅ぎはじめる。
「あぁ、小雪ちゃん、最高だよぉ。はぁはぁ、んっ、ふんふんっ、ふはぁぁぁぁっ。小雪ちゃん小雪ちゃん小雪ちゃん」
「あっ、あっ、ひぅんっ♪ こ、小雪、嬉しいですぅ……、もっと、もっと匂い嗅いでほしいですぅ……。小雪の変態おマンコの匂いくんくんってぇぇぇっ♪ ひんっ♪ ビクビクしちゃうのぉ……、小雪、お兄ちゃんにおマンコの匂い嗅がれてビクビクしちゃってるよぉっ♪」
「うんっ、うんっ、わかるよぉ。小雪ちゃん、匂い嗅がれてるだけなのに、なんだかアソコが湿ってきちゃってるよね……。んんっ、んはぁ、ふん、ふんふんっ、いいよぉ、本当に、本当に夢みたいだぁ」
 幼い顔がとろけていく。太ももは小刻みに震え、スカートを持つ手に力が入っていく。
「あっ、ダメッ、ダメなのぉ。小雪ダメェ。し、幸せですぅ……。小雪、お兄ちゃんにおマンコの匂い嗅がれて幸せって思っちゃう変態なんですぅ……♪」
 岳志の手が、お尻を、太ももをまさぐっていく。最初はまだ遠慮がちだったのに。今や、岳志の手つきは小雪のことを玩具のように弄んでいく。
「あぁぁぁっ、ダメだ、小雪ちゃん。俺のチンポすごいことになってるよ。小雪ちゃんのおマンコの匂い嗅いでビンビンに勃起しちゃってる……」
「あっ、あぅぅぅぅっ♪ そんな、そんなこと言わないでくださいぃぃぃっ♪ 小雪、小雪、お兄ちゃんに勃起してもらってるって思ったら……、勃起、勃起おチンポのこと想像しちゃって……、あっ、あっ、あっ…………♪」

 瞬間、小雪の体がビクンと震えた。
 そうして、ジワリと、パンティとタイツに染みが広がる。
 パタリと、腰が抜けたようにその場に座り込み、
「こ、小雪ちゃん?」
 思いがけない展開に、小雪のアソコに鼻を埋めていた岳志は、とろんとした小雪の顔を見つめて言った。

「あっ、あふん……♪ ふっ、ふわぁぁっ♪」
「……こ、小雪、ちょっとだけ、イッちゃった……。お兄ちゃんの勃起チンポ想像して、ちょっとだけ、イッちゃった……」
 えへへっと、惚けたように微笑む小雪の笑顔が、岳志の前にある……。



「あぅん……♪ くんっ、くんっ……♪」
「あっ、そんな、小雪ちゃん……」
 立ってください、と言われたので素直に立ってみれば、今度は小雪の攻める番だった。岳志の股間は、今やズボンでは隠しきれないほど大きく膨らんでいる。その膨らみに小雪は頬擦りし、愛しそうに鼻を寄せて匂いを嗅ぎ始めたのだ。
「お兄ちゃんのここ、お兄ちゃんのおチンポ、とってもいい匂いがしますぅ……」
「ああっ、だって、このところ友達と飲んでばっかりだったから風呂も入って……!?」
 と言おうとして、岳志は言葉を飲む。小雪が、ズボンのチャックを口で下ろしにかかっていたからだ。しかも、そのつぶらな瞳で岳志のことを見上げながら。
 ジジジッと、ジッパーが下ろされる。同時にベルトも外されて、岳志は成すがままだ。トランクスの股間がテントになっている。そのテントを小雪は見つめて「えへへっ」と微笑めば、その微笑みに股間はピクンと反応する。
「こ、小雪ちゃん? せめてお風呂に……」
「……えっ?」
 と、たちまち小雪が残念そうに岳志を見上げてくる。小雪は性処理便所だから、ご主人様の言うことには絶対服従が基本なのだ。でも……。
「……お兄ちゃんはすごく優しいです……」
「?」
「だから、お兄ちゃんにおねだりしちゃっても、小雪、いいですか……?」
「……あっ、うん。それはいいけど……」
 岳志は小雪を見下ろしながら、その小さな顔の前にある股間が小刻みに跳ねるのを他人事のように見る。
「小雪、お兄ちゃんのいい匂いのするおチンポをおしゃぶりしたいの……。小雪、おチンポから出るものならなんだって大好きな変態なの……」
 すると、小雪はトランクスの上からその小さな手で岳志の股間を撫でて……。

「小雪に、お兄ちゃんのおチンポおしゃぶりさせてください……。小雪、本当はもう、我慢できないの……。お兄ちゃんのおチンポの味、お口の中でいっぱいいっぱい感じたいの……」
「…………ダメ、ですか?」

(……その顔でそれは反則だぁ……)

 というわけで、岳志は首を振る。いいよと。たっぷりおしゃぶりしてくださいと。それを合図に、小雪の表情が無邪気に、だけどどこか艶のある表情になって、
「じゃあ、今から小雪が、お兄ちゃんのおチンポ、いっぱいいっぱい気持ちよくさせてあげるねっ♪ 小雪のお口に、お兄ちゃんの精液、いっぱいいっぱい出してください♪」
 言うが早いか、小雪はトランクスを丁寧に脱がしていき、

 ビンッと、
 岳志のペニスがトランクスの中から飛び出してくる。

「えへへぇっ♪ すごぉい、お兄ちゃんのおチンポ、とってもぶっとくて、いい匂いがぷんぷんしてて、小雪の大好きな包茎チンポォ♪」
 言って、小雪は先っぽに鼻を近づけてくんくんと匂いを嗅ぐ。岳志は、まるでリスかハムスターが餌を食べようとしているように見える。だけど今、小雪の目の前にあるのは自分の、汚らしいペニスなのだ。その事実に、岳志はクラクラしてしまう。
「ちゅっ♪ ちゅっ♪ ちゅっ♪」
「おうっ!」
 と、わずかに顔を覗かせる亀頭にキスの嵐がきたと思えば、
「えへっ♪ ……れろぉぉぉぉっ♪」
 と、竿の部分を、下から上に、顔を横にして唇を押し当てるように上下に、小雪の攻撃がはじまった。
「ちょっ、まっ」
 敏感になった岳志のペニスは、それだけでもう爆発寸前だ。実際に爆発しないのは、小雪の焦らしのせいだろう。それでも、小雪は意識的に行っているわけではないのだが……。学園でも、小雪の性技の素質が話題に上らない日はない。その舌が、今、岳志のペニスを這っている。今にも射精しそうでしない、微妙な感覚で。
「♪♪ んふん♪ れろれろぉっ♪ なめなめぇ♪ ちゅっ、ちゅぶ、ちゅっ、ちゅっ♪」
 竿を小さな手でしごきながら、上を向いて、垂れ下がるタマ袋に舌を這わせ、玉を口に含み、転がされる。見上げる小雪の表情は幸せそのもので、目元がとろけており、頬には一本、抜けた岳志の陰毛が張りついている。
「小雪、ちゃん……っ。俺のチンポは、おいしい、かい?」
 迫り来る快感に声を上擦らせながら聞いてみれば、
「ちゅぶっ、ちゅばっ、れろれろ、ちゅむぅぅぅぅぅっ♪ ……うんっ、すごくおいしいのっ♪ お兄ちゃんのタマタマを舌で転がすの、とっても楽しいのっ♪ お兄ちゃんは小雪のお口、どうですか?」
「あぁ、すごいよ。本当はしゃぶってもらうのはじめてだからわかんないんだけど……。小雪ちゃんがすごい上手なのはわかる、からっ……」
「……? あれっ? お兄ちゃん、もしかして、はじめてなの?」
「……うん。実は俺、童貞なんだ」
 恥ずかしそうに、岳志が頷く。ただ、岳志としては、はじめてを小雪のような美少女にしてもらえるのだから、幸せすぎて死にそうなのだ。
 すると、小雪が言う。
「えっと、うまく言えないけど、童貞さんはダメなの。男の人は、せっかくおチンポがあるんだから、えっと……」
 と、そこで言葉が詰まる。小雪が言いたいことだけはわかるので、
「あぁ、うん……」
 と、頷いてみる。
「……えっと、えっと、だから、今日は小雪のおマンコでよければ、いっぱいいっぱい使ってくださいっ! 小雪のおマンコは今はお兄ちゃん専用なの。おチンポでハメハメズボズボしてもらうためにだけあるの。小雪のお便所穴を使ってたっぷり精液発射して、小雪のことアヘアヘにしてくださいっ! じゃないと」
 そこだけ改まったように、竿を手に持ちながら、お姉ちゃん風に聞こえるように……。

「小雪がお兄ちゃんのおチンポ許さないです♪」

「あぁぁぁっ……」
(この子は天使? ああ、きっと天使なんだ。だってクリスマスなんだから、これくらい、これくらいの幸運……。いや、俺もう、明日死んでもいい……。っていうか、友達諸君、酔いつぶれてくれなくてありがとう。さっさと帰宅してくれてありがとうっ!)

「……えっと、なのでなので……」
 小雪が微笑む。お話はこれでおしまいという風に。
「おチンポ、おしゃぶりするの♪」
 両手で、岳志のペニスを包む。小雪としては、チンカスが食べたかった。それだけだ。匂いからすると、ちょっとだけある、と予想していたから、ペニスの包皮を剥こうとしたのだ。
 ただ、感動に打ち震えていた岳志にとってみれば、それは不意打ちの攻撃だった。
 ヌメリと、皮を剥く。
「うわっ!?」
 と、背筋を快感が走り抜ける。その瞬間、爆発寸前だったペニスはまさに爆発し……。

 どびゅっ! どびゅびゅぅぅぅっ! びくびくぅぅっ! どびゅるるるぅぅぅぅぅぅぅっ!!

 大量の精液が、小雪の頬に、鼻に、目元に、髪に、ベレー帽に降り注ぎ、タラリと垂れていった。
「…………??」
 あまりに突然の射精に、小雪は言葉も忘れて、飛び散る精液を顔に受けていた。生暖かい感触が頬を伝い、手の中で岳志のペニスが震えている。
「くはぁぁぁっ……」
 仰け反る岳志を、小雪は見上げる。その顔に、まだ精液は降り注いでいく。可愛い顔が真っ白な、少し黄ばんだ精液で汚されていく……。
「………………」
 小雪は、頬に手をあててみた。そうして、指に絡みついた感触に、
「……小雪、お兄ちゃんに精液、ぶっかけられちゃってるの……?」
 ぽかんと指先を見つめながら呟いた瞬間、
「あっ……」
 じょわぁぁぁぁっと、小雪のアソコから、熱い液体が漏れ出してしまった。
 顔の筋肉が弛んでいく。トロリと溶けていく。なんとか平静を取り戻した岳志が見下ろしてくるのを、小雪は精液まみれの顔で見上げながら、
「こ、小雪、また、イッちゃった」
「お兄ちゃんに精液ぶっかけられて、お顔にあったかい精液かけてもらって、小雪」

「イッちゃった……」

 と、声もなく体中を震わせながら、潤んだ瞳で言ったのだった。






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