Q 麻生自民党と小沢民主党の一番の違いは? 衆院選では何を掲げて戦う考えか
A 党のリーダーを選ぶのに開かれた党員による総裁選挙をやったかやらないかというのは大きい。特に地方票というのを考えて党員に投票してもらうなどの民主主義の手続きをきちんとしてやってきたリーダーとなかなかそうは言い難いところリーダーの違い、そこが1点。
民主党の言っているところをみると、少なくとも子供がいる人は一人あたま2万6000円をいただけると言う話ですけど、単純計算して4兆5000、6000億円かかるそうです。この間小沢さんの就任会見で言ったことをいくらカネがかかるか計算すると15兆〜18兆いった話になるそうですが、それに対する財源は何になさるんです?というと倹約だけで出せるといいます。私は単純に18兆の無駄遣いがあるというのはピンとこない。高速道路もみんなタダにしますとか、聞こえはいいけど裏付けがない話。そういうのはいかがなものか、責任政党としてのあり方としての考えが違う。
三つ目で国連至上主義みたいにこれまでの発言をうかがっていると、国連が言ったことは皆いい、という話に聞こえます。しかし、我々は国際連合の下部機構ではなく加盟国だ。日本国の国益に沿わないなら賛成とはいかないのではないか。少なくとも国家国民の安全や利益を考える立場として、国の責任者として国連が言うことなら何でも、というのにはくみすることはできない、私自身としてはそう思っています。いくつか例を挙げれば出てくると思いますが、今思いつくところだけでもそれだけは違うと思います。
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