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2008/09/22 17:33 KST
キム・ジャンフン、独島を韓国領と記した地図購入


【ソウル22日聯合】歌手のキム・ジャンフンさんが先ごろ、独島が韓国領土であることを立証する地図を購入した。

 所属事務所が22日に明らかにしたところによると、キムさんは先月に650万ウォン(約61万円)の私費を投じ、古美術専門競売会社のアイオークションで「新訂地球万国方図」と「三国接壌之図」を購入した。地図は博物館に寄贈する計画だ。

 1854年に日本で刊行された木版の世界地図「新訂地球万国方図」には、東海が「朝鮮海」と表記されている。また日本の江戸時代の実学者、林子平が1785年に製作し、1800年に筆写した「三国接壌之図」では、朝鮮は緑色、日本は黄色など国別に色分けがされており、独島と鬱陵島は朝鮮領土として緑色に塗られている。キムさんは「これらの地図が独島が韓国領土であることを明確に記しているように、これを基に独島守護にさらに力を入れるべきだと思う」とコメントしている。

 キムさんは7月に米ニューヨーク・タイムズ紙に独島関連の全面公告を掲載したのに続き、現在、独島をテーマにした世界論文フェスティバルを企画している。また、今月公開される独島ドキュメンタリー映画のナレーションも務めた。

「新訂地球万国方図」。拡大図(下)には「朝鮮海」との記述が見て取れる=22日、ソウル(聯合)