イタリアたわいのない話

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麻生太郎、クリスチャン首相としてイタリア紙が注目!

2008年 9月 21日 · No Comments
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日本では、それなりに話題になっている自民党総裁選ではありますが…。
どうやらイタリアの新聞は、もう新首相に目星をつけたみたいですよ。けっこう大きい写真入りの記事が登場しました。

東京 『カトリック教徒の麻生太郎が日本を導くべく奔走』

「私の家は四代前からのカトリックです。」
現自民党幹事長であり、また次期首相と見られている麻生太郎氏が、宗教では日本でも人口1%に過ぎない「極少数派」に属していることを明言。
総裁選候補5名への記者会見で、この件に関してはあえて強調したくないと言う素振りで、「イタリアではどれだけの人が教会へ通っているのか知らないが…。」と前置きしながら、当紙の質問に答えてくれた。
実は、日本でも麻生氏が先祖代々からのカトリック教徒であることはあまり知られていないが、出身は古くからキリスト教の布教がさかんであった九州である。
しかし、やはり強調はしない方が良いのだろう。韓国ほどではないとは言え、政治的にはデリケートな話題だ。
韓国では最近、敬虔なカトリック教徒であるイ・ミョンバク大統領がカトリック教徒の閣僚を優遇するあまり、仏教僧らによる抗議のデモが行われていた。
ちなみに、日本の首相でカトリック教徒と言うのも初めてのことではなく、すでに大平正芳氏が存在している。
実は、日本で海外特派員をしていた古株が面白い話を教えてくれた。麻生氏の母親の和子さんは熱心なクリスチャンで、その父である吉田茂元首相の臨終の際にカトリックの神父を呼んだと言うのだ。吉田元首相本人に、それが分かっていたかどうかは定かではないが…。
麻生氏の洗礼名は “ フランシスコ ” のはずである。昨年、シエナに語学留学していた令嬢も洗礼を受けていることだろう。
ポルトガル人のフランシスコ・ザビエルを別にすれば、日本における主な宣教師と言えばイタリア人でイエズス会士のアレッサンドロ・ヴァリニャーノ神父だ。来週、イタリア文化会館東京では、ヴァリニャーノ神父について書かれた“Il Visitatore(訪問者)”が、著者の Vittorio Volpi(ヴィットリオ・ヴォルピ)により紹介される予定である。(2008年9月19日 Il Sole 24 ORE)

 

クリスチャン麻生氏、靖国神社には「参拝することもある」みたいですね。

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カテゴリー: 宗教 · 政治



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