【イタすぎるセレブ達】ジョン・レノン新暴露本で明かされたある苦悩。不注意から息子を聴力障害に・・・。

* 画像提供：　Dailymail.UK.

ビートルズに大変近い存在と言われたロック作家、フィリップ・ノーマン氏が、今は亡きジョン・レノンの新しい暴露本を出版する。少しずつその本の内容が明らかになってきているが、ジョンは、息子のショーン・レノンに聴力障害を負わせてしまっていたようだ。


先だってノーマン氏は、その暴露本『John Lennon/ The Life』に書かれている、ジョンの性の好みなどの部分について関係者や家族らから怒りを買うことを恐れ、事前にその根拠となるジョンの声の吹き込みテープを英大衆紙『サン』に持ち込み、公開を図った話をご紹介した。

テープとその内容について詳しくは、こちらでご確認いただければと思う。

今回明らかにされたのは、ジョンがオノ・ヨーコとの間に出来た息子のショーン・タロー・オノ・レノン（32）について、幼い頃ジョンの不注意で、片方の耳を聴力障害にさせてしまっていたことである。可愛がっていた猫のアリスが死んだ時、ジョンは当時4歳であったショーンの耳元で金切り声をあげ、そのたった一回の絶叫のために片方の耳が難聴になってしまったという。

しかしショーンは、父親は後で謝ってきたと言い、「彼はとても理性があって、穏やかな人間性でもありました」と添えているようだ。耳の出来事があって以来、おそらく父は息子に思い切り優しく接したに違いないが、その一年後ジョンは他界した。

思えば「ヘイ・ジュード」という名曲は、前の妻シンシアとの不仲の時期に、元気を無くしている最初の息子ジュリアンを励ましたくて作った曲である。ジョンは、育つ環境の中で愛され方を知らなかったにも関わらず、愛し方を懸命に模索し、大変繊細で優しい男であったと誰もが言う。

1980年12月8日、ニューヨークで熱狂的なファンを語る精神疾患のある男、マーク・チャップマンの凶弾に倒れたジョン。意識が薄れる中、彼の脳裏にはジュリアンとショーンというふたりの息子との思い出が走馬灯のように駆け巡ったに違いない。

当時5歳の息子の耳を心配したまま亡くなった父ジョンのためにも、ショーン・レノンは彼自身の音楽活動にて精一杯活躍してくれるよう、ジョンのファンとしても祈り応援していきたいと思う。

（編集部　Joy横手）

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