朝青龍が休場＝来場所以降に進退懸ける−大相撲秋場所

　大相撲の横綱朝青龍（27）＝本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋＝が左ひじ負傷のため、秋場所10日目の23日から休場した。9日目の取組後に東京都内の病院で「左ひじ内側側副靱帯（じんたい）損傷で3週間の安静加療を要する」と診断され、23日午前にこの診断書を日本相撲協会に提出した。
　今場所の朝青龍は9日目までに4敗の不振で、力の衰えが目立つ相撲内容だった。次に出場する場所で進退が懸かるが、師匠の高砂親方（元大関朝潮）は、朝青龍が10月の秋巡業や11月の九州場所に出場するかどうかについて「今すぐには考えられない」と話した。
　朝青龍の休場は途中休場した名古屋場所に続き6度目（昨年秋、九州場所の出場停止を含む）。10日目の相手、豪栄道は不戦勝。　

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