岡山放送局

2008年9月22日 23時16分更新

消防士 無免許運転で処分


先月、倉敷市の水島消防署の消防士がオートバイを無免許で運転していたことがわかり、市は、この消防士を22日付けで減給の処分にしました。
処分を受けたのは、水島消防署に勤務する22歳の男性消防士です。

倉敷市消防局によりますと、この消防士は先月27日、自動二輪の運転免許を持っていないのに浅口市の道路でオートバイを運転し、赤信号が点滅していた交差点で一時停止を怠ったとして、無免許運転と信号無視の疑いで警察に検挙されました。

消防士は、買ったばかりのオートバイを見せるために浅口市に住む友人を訪ねたあと、倉敷市の自宅に帰る途中だったということです。

倉敷市は「市民の信頼を損なう行為だ」として22日付けでこの消防士を減給10分の1、1か月の処分としました。
倉敷市消防局の守安隆一局長は「今後、消防士への指導を徹底し再発防止を図りたい」と話しています。