ファミリーマートは弁当や総菜などの包装方法を刷新する。包装フィルムでフタと容器を横から巻き付ける新方式を採用することでフィルムの使用量を従来比で6―7割程度削減できるという。09年2月末までをめどに米飯や日配品などを中心に新方式へ切り替える。省資源化によりゴミの排気量を減らし環境負荷を軽減するとともに、コスト削減につなげる。
新包装は「サイドシュリンクラップ」と呼ばれる方法。缶入の菓子詰めのように、上のフタと下の容器の端の部分を2、3センチ幅のフィルムで密閉する仕組み。商品の汁漏れの防止、商品の密閉性を維持できる。容器全体を包む従来方式と比べ、フィルムの使用量を大幅に削減できる。
まず甲府市と長野県松本市の2地域の店舗で、弁当類5―6品を対象に新包装に切り替えた。今後、実証試験を進め、改良を加えるとともに、全国で導入するため各地の米飯類の委託工場などとも連携し、設備も導入していく計画だ。
(株)ファミリーマート -
Yahoo!企業情報 -
Yahoo!ファイナンス