宇野議員が平成18年度の政務調査費として提出した領収書に加筆の疑いがあったことがきっかけで今年6月に玉野市議会へ政務調査費特別委員会が設置されました。政務調査費特別委員会の河樗都委員長の報告によると審議の過程では、加筆の疑惑に対しての本人からの明確な説明はなされなかったということです。特別委員会としては9月議会の冒頭で宇野議員が謝罪することで了承を得ていましたが、謝罪ではなく、弁明に終始するなど一連の言動や姿勢に問題があるとして今日、議員辞職勧告決議案が提出されました。採決の結果、議案は退席した宇野議員を除く全員一致で可決されました。一方、宇野議員はKCTの取材に対して「今発言して、また問題になるといけないので、コメントは差し控える。後日、言い分を述べたい」と語りました。 この議員辞職勧告決議に法的拘束力はありませんが、今後の活動に対して市民や議員の目は厳しくなりそうです。
岡山県選手団513人のうち、倉敷市在住・在学・在勤の選手・監督は、去年より12人少ない151人が出場します。壮行式では伊東香織倉敷市長が選手を激励した後、ライフル射撃競技成年女子の藤田静香選手が選手を代表して奨励金を受け取りました。つづいてレスリング競技少年男子で優勝の期待がかかる倉敷高校3年の佐々木健吾選手が、選手団を代表して「長所を伸ばし、短所を克服するため練習に励んできました。関係者、市民の期待に応えられるようがんばってきます」と決意を表明しました。そして最後に全員で万歳三唱して国体での活躍を誓いました。チャレンジ!おおいた国体は9月27日に開幕、10月7日まで11日間の日程で行われます。
会場になる倉敷駅前商店街内のビオス憩いの広場では、きのう「くらしき百景」の推薦者や関係者が集まり、展示作業を行いました。「くらしき百景」は倉敷ケーブルテレビなど地元メディア4社が連携し、市民からの推薦を募って放送・掲載し続けたシリーズ企画です。会場には、山陽新聞が紙面に掲載した「くらしき百景」の写真パネル21点に加え、推薦者自ら撮影した「くらしき百景」に該当する場所の風景写真なども展示されました。また倉敷ケーブルテレビが制作した「くらしき百景全てのDVD」が常時上映されることになっています。このイベントはくらしき百景の推薦者有志が、倉敷市内の風景の魅力をより多く人に知ってもらおうとこの夏から企画・準備を進めてきたものです。推薦者有志が開く「くらしき百景展」はあす23日から25日までビオス憩いの広場で開かれています。