SecondLife(セカンドライフ)日本語版情報通信
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SecondLifeの武器アイテム24--オメガ／Eye of Horus(ホルス神の目)
アヌビス神と｢ホルス神の目｣
｢Eye of Horus｣は、以前紹介した｢Exousia｣や｢psiTEC｣に近い近未来的兵器です。
しかし、敵の攻撃はシールドを張る事と座って防御するという今迄紹介したアイテムの防衛概念とは全く異なる特殊な仕組みを持っています。
オメガ本社建物
以前紹介した時とは建物が変わりました。
オメガの社員が交代で店舗に来ている事が多いです。
"Eye of Horus"(ホルス神の目)製品
■使用前の準備
通常こういった武器は"Exoust"や"psiTEC"同様、武器本体を右クリックでwear(着る)して使用する事が多いのですが、
***Eye of Horus(ホルス神の目)本体のBOTは、アバターにwearしません***
wear(着る)で装着してしまうと、BOTは自爆と再生を繰り返し続けます。
まず準備として[Shift]+[Ctrl]+[Alt]+[D]キーを同時に押すと、SecondLifeのクライアントメニューに[Client][Server]という項目が追加されます。
その[Client]の中の[Disable Camera Constraints]に[×]チェックを付けます。
（カメラモードに入っても、自分のBOTが画面中央下の定位置に現れない場合、この[Disable Camera Constraints]への[×]チェックが外れている可能性が高いですので、確認してみて下さい）
続いて、SecondLifeを始めて直ぐにクライアントの日本語環境を設定する時に使用したクライアントのメニュー[編集]の中の[好み...]をクリックして"嗜好"パネルを出します。この左側にあるタブの中から[グラフィック]をクリックして選択し、その中の[描画距離:]を320メートルにします。
此処まで出来ましたら、インベントリの中の｢Eye of Horus (Boxed)｣の中のHUD｢Eye of Horus HUD Rezzer v1.1.2｣を右クリックして｢wear(着る)｣を選択し、HUDを装着します。
続いて、今HUDに装着した｢ホルス神の目｣オブジェクトを左クリックするか、｢Eye of Horus (Boxed)｣内のBOT本体｢Eye of Horus 1.1.2｣を地面に出します。
画像左が正面
BOTの出現と同時に、メニュー画面で｢カメラを追跡して下さい Is this OK?｣と2回程確認してきます。
(はい)を選択します。
■ホルス神の目の装備方法
"Eye of Horus(ホルス神の目)"には2つの利用形態があります。
1つ目の使い方は、球体状のBOTがアバターの肩の上を浮遊し、アバターが移動すると一緒に飛びながら着いてきます。
このBOTを左クリックし、コマンドメニューを出して使用する方法で、武器類を扱った事のある方でしたら、銃をクリックしてメニューを出す物もありますので、直感的に分かり易いかと思います。
もう一つの方法、こちらが本来の戦闘用としての"ホルス｢神の目｣"の使い方かと思います。
上のGIFアニメ画像の画面中央下部にあるBOT｢ホルス神の目｣は、以前紹介した｢CRUSADER TTD-X｣の様に、アバターがBOTを着用したものではなく、アバターそのものははるか遠くに存在し、この｢ホルス神の目｣は、遠隔から操作される遠隔操作カメラ兼兵器の役割をしています。
アバター本体は何処にいるのでしょう？
ある街にBOT｢ホルス神の目｣を出して、地図を見てみました。
Ａ地点にBOTがあります。
そしてアバターはＢ地点、海の真っ只中のSIMさえ無い場所にいます。
通常、遠隔操作のカメラというと、アバターが陸地でカメラを出し、そこからカメラを遠隔操作すると考えますが、｢ホルス神の目｣は、この遠隔操作モードに入った際、そこに残るのはカメラ(BOT)の方で、アバターが遠隔地のSIMの有無をも厭わない場所に移動します。
アバターが通常行く事さえも出来ないSIMの無い場所にいますが、カメラを回転させた際どの様に動くかGINアニメーションにしてみました。
カメラとアバターは常に一定の距離を保って固定されて移動します。
上の2つのGIFアニメでは回転のみを行っておりますが、BOT及びアバターの移動は、通常のアバター動作、前進・後退・右左折・上昇下降全て可能です。
アバターは、BOTの高度より10メートルから300メートル下の位置にいますので、BOTが地表スレスレにいる時は、アバターは10〜300メートル地下に潜伏している事になります。
｢ホルス神の目｣では、こうする事でアバターを敵の攻撃から護っています。
自分の高度や位置は地図やクライアント画面上の座標で確認出来ます。
[Alt]キーを押しながら、[↑↓][←→][PageUP/Down]いずれかのキーを押すと一時的に自分のアバターを見る事が出来ます。
今度は[Alt]キーを押さずに[↑↓][←→][PageUP/Down]キーいずれかを押すと、再度BOTカメラの映像へと戻す事が出来ます。
また、カメラBOTを遠隔操作している場合、カメラを移動していて自分のアバターがSIM内へ入ってしまった場合等、危険な状態になると、警告音とBOT上の色付文字で知らせてくれます。
この遠隔操作カメラモードの際、拾っているチャットは、カメラ側の位置の周囲のチャットとなりますが、自分の発言はカメラ周辺の相手には聞こえませんのでご注意下さい。
■BOT(ホルス神の目)を遠隔操作カメラモードで使用
ここまで一気に｢ホルス神の目｣を操作する上で知っておきたい動作概念をみてきましたので、実際に遠隔操作によるカメラモードへの入り方です。
先程出したBOTを右クリックして｢Activate｣を選択すると、遠隔操作のカメラモードに入ります。
マウスルックモードでは、マウスポインタの位置が画面中心に固定されてしまいますが、このカメラの遠隔操作モードはマウスルックモードではありませんので、マウスの操作も可能です。
BOTを肩に乗せて使用する場合も、遠隔操作で使用する際も、コマンド操作メニューは、BOT本体を左クリックする事で呼び出せます。
メニューは規定4種類と、自分がよく使うコマンドのみを集めたカスタマイズ画面の計5つです。
カスタマイズ画面への登録/削除方法ついては、最後の方でふれます。
1つずつメニュー画面を見て行きます。
メニューを呼び出した際に出てくる最初のメニューは毎回バラバラで、どれが1番最初とは言えませんが、暫定的に順番を振っていきます。
■第1メニュー画面
��Dismount
第2メニュー画面で出てくる(Mode)で"High"が選択されている時のみ使用可能です。
カメラモードに入っている状態でこのボタンを押すとカメラモードが解除され、カメラモード中SIM外にいたアバターは、アバターが居た位置から最も近いSIMの縁付近に着地し、BOTが肩に戻って来ます。
��Disrupt
スクリプトを含んだオブジェクトのオブジェクト名リストメニューが出て来ますので、破壊したいオブジェクトを選択してクリックします。
｢HoverChair｣という乗物オブジェクトで試した所、動けなくなりました。
��Find
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このボタンを押すと、最も近くにいるアバターに無害のパーティクル光線が当たります。
特定の人を見つけたい場合、｢ホルス神の目｣のデフォルトのチャンネルは"20"ですので｢/20 Find アバター名(前部分一致)｣で、相手を指定可能です。
��Concussion(震動)
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衝撃波で周囲のアバター全員をプッシュします。 プッシュ不可エリアでは効果がありません。
��Cygnus
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ブラックホールが頭の上で発生し、上空30メートルへ上昇して停止します。
説明書には｢96メートル以内のアバターを引込み、叩きつけて殺害するブラックホール｣とされていますが、少し離れるだけでもう吸い込まれる事はありませんでした。またダメージ許可エリアでは、吸い込まれても1回で死ぬ事は無く、何度も繰り返して死ぬか死なないかといった位でした。
プッシュ可エリアは勿論、プッシュ不可エリアでも飛ばされるという意味での効果がありますが、BOTを肩に乗せて操作する方法では、自分もその場にいる訳ですから、真っ先に自分が吸い込まれてしまいます。
��Destruct
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10秒カウントダウンを行って自爆します。小さく黄色い煙の塊から瞬間的に膨張していく様な爆発の仕方です。
BOTは、高速で移動したり、SIM内でもテレポートをすると着いて来ない事が度々で、使い捨てにするものです。
一定時間操作者と離れたBOTは自爆します。
この爆発そのものにはプッシュ効果も、ダメージ効果もありません。
��BlastObj
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下記"Blast"と似ていますが、車の様な動く物理的なオブジェクトをターゲットとしています。
これについては、実際に車等への実験はしていません。
��Bullet
正面に向かって弾丸を1発発射しますが、全く見えず、何処に向かって何が飛んでいくのかも分かりません。
銃の発射試験でいつも使用している計測用オブジェクトに向けて撃ってみても、当たっているのかさえも分からず、計測出来ませんでした。
��Burst
上記"Bullet"のワンクリック3発連射モードです。
��AntiGrav
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幸せそうに昇天して行くかの様なｽｸﾘｰﾝｼｮｯﾄ画像ですが、飛ばされてます。
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プッシュエリアでも、不可エリアでも有効で、ダメージ許可エリアでは死亡します。
��Blast
ビジュアル的には、上記"BlastObj"と同じです。
説明書では、｢高速の風が対象アバターを吹き飛ばし、ダメージエリアではしばしば致命的なダメージを与えます｣とあります。
プッシュ可能エリアでは有効です。プッシュ不可エリアでの効果を試そうとしましたが、エラーが頻発に発生し、SIMの状況のせいか、スクリプトにエラー要因があるのか分かりませんでした。
■第2メニュー画面
��Napalm(火炎)
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ダメージ不可エリアでは、燃えているだけでプッシュ効果は無いです。ダメージ許可エリアではジワジワとダメージを与え、死亡させます。数分燃焼が継続します。
��Nerve-Gas(神経ガス)
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現れたガス爆弾が破裂し、ガスが拡散して行きます。
爆発後近くにいると、プッシュ可能エリアでは自分も押され、ダメージ許可エリアでは死亡に至りますので、遠隔操作カメラモードで使用した方が無難です。
��Neutron(中性子爆弾)
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説明書では効果範囲は90ｍとありますが、それ程広範囲に効果を与えているとは思えませんでした。但し、縦方向にはかなり巨大にキノコ雲が成長し、どんなにカメラ視点を引いても入り切らない位でした。これも遠隔操作で使用しないと自滅します。
��Interceptors(防御)
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攻撃を受けた際に防御膜を張ります。このボタンはON/OFF切り替えボタンです。
��Kill(殺害)
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オブジェクトが生成され、半径96メートル以内にいるアバターの名前リストがメニュー化され、その中から選択してクリックし攻撃を開始します。ダメージ許可エリアでのみ有効です。
説明書ではシールドを無効に出来るそうです。
��Mode
ディフェンスのレベルになります。
説明書では、Nonphys/low/med/highという切り替えになっていますが、実際にボタンを押した際にチャット画面に出る表示ではlow/med/Active/highになります。
low:BOTから50メートル、後10メートル
med:BOTから99メートル、後10メートル
high:現在居るSIM全体
��Hellfire-N
｢Hellfire-N｣と｢Hellfire-C｣では発射されるミサイルの形状が共通しています。
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まず、横に円状に白煙が広がります。
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その後、縦にキノコ状の炎と雲がせり上がって上昇して行きます。
��HellfireNP-N
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.png)
ダメージ許可エリアでのみ有効です。爆発シーンそのものはプリム許可エリアであればプッシュ許可／不可に関わらず見る事が出来ます。
��Hunter(ハンター)
![Horus00032(Hunter)].png](http://blog-imgs-11.fc2.com/s/e/c/secondlifer/Horus00032(Hunter)].png)
ハンターユニットが生成されます。
アバター名リストメニューは出ず、チャンネル1200でのチャットコマンド｢/1200 アバター名(前部分一致)｣でターゲットを決定します。
��Find
上記｢第1メニュー｣で既出 省略
��Hellfire-C
.png)
ダメージ許可設定の土地ではアバターが死亡します。
上記の内��Hellfire-N、��HellfireNP-N、��Hellfire-Cでは、視点が爆破地点から20メートル以内だと、注意書きが表示され、発射する事が出来ません。またダメージ許可エリアでは自滅しますので、遠隔操作モードで使用すべきです。プッシュ効果はありません。
■第3メニュー画面
��Smoke(煙幕)
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20メートル×20メートルの実験場からも煙が溢れ、画面では収まりきらない程になります。持続時間は3分間です。
��Sound(音)
監視区域内にアバターが入って来ると、その度にチャット部分にそのアバター名と距離、方角が表示されるとともに警戒音が鳴ります。また、カメラ遠隔操作モードでは、SIM内にアバターが入ると、警戒音が鳴ります。
それらの警戒音のON/OFFスイッチです。
��Trap(トラップ)
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同一SIM内でのテレポートでは解除されませんが、他のSIMへのテレポートで解除され、直ぐに戻って来ても、自動で再び捕獲する事はありません。
トラップは数分で自動解除されます。
��Scan
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周囲96メートル以内にいるアバターとの距離と方角が、チャット部に一気に流れて表示されます。
特定のアバターとの距離や方角を知りたい場合、チャットコマンドで｢/20 scan アバター名(前部分一致)｣で調べる事が出来ます。
��Sky-Hunter
どの場所でも効果がなく、第2メニュー"Hunter"の様にオブジェクトが生成される様でも無いので効果が不明です。
説明書では"Hunter"に似たものの様です。
��Smash
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.png)
飛んでも精々SIMの端から端位まででした。
��OSmash
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これを使用しても、どの環境下でもアバターにプッシュやダメージの効果が出ず、効果が不明です。
��Orbit(軌道)
プッシュ可能エリアでのみ有効、
実験中は"Exousia"や"psiTEC"の様に、21億メートル程まで飛ぶ様な事はなかったです。
��Neutron(中性子爆弾)
第2メニュー画面で既出 省略
��Nuke(核兵器)
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爆発シーン最下部、爆発は"Neutron"と共通です。
効果の範囲は半径96メートルで、ダメージ許可エリアでのみ有効です。
■第4メニュー画面
��Woodchuck
.png)
地下に潜伏するアバターを見つけ出して殺します。最大捜索深度300メートル
��Trap
既出 省略
��Visibility
BOTを肩に乗せる場合でも、遠隔操作モードでも、BOTを視覚的に消す事が出来ます。
肩に乗せるBOTの使い方では、画面上BOTが小さく、アバターの向きによっても動いてしまいますので、BOTがなかなかクリック出来ず、メニューの呼出しが手こずる場合がありますので、遠隔操作カメラモードでの使用をお薦めします。
メニューの呼び出しチャットコマンドは｢/20 menu｣(デフォルトチャンネル20)
■その他
1）BOTを肩に乗せてメニュー操作する場合、チャットコマンドとも、コマンドは20ｍ以内で有効です。
2）他人のアバター名、もしくは架空のアバター名で発言(nameコマンド)
省略文字：say=S,shout=SH,whisper=WH,emote-EM
/20 name アバター名
/20 省略文字 発言事項
3）BOTが着いて来るのを止めておきたい場合(stayコマンド)
/20 stay (停止解除も同じ)
遠くに離れて5分間BOTが操縦者を見つけられないと自爆します。
4）攻撃やFind等でメニューに表示出来るアバター数の限界は24名で、アバター名の長さに依存します。
■カスタムメニュー
カスタムメニューへボタンの追加又は削除を行いたい場合は、編集状態でBOTを選択し、[内容]の中の｢Custom Menu｣テキストを開き、そこに追記又は削除を行う事で、カスタムメニューへの追加や削除が出来ます。
カスタムメニューへのエントリー可能最大登録数は12個です。
鳥の頭を持つホルス神＠cocololo
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プロフィール
Author:渡辺俊大
SecondLifeはアバターゲームをしながら英語と外国の文化にふれ、3Dグラフィックスとプログラミングの勉強にもなるSecondLifeは絶対お薦め!
アバターというと、自由に着飾った人々がただ集まって、チャットをしているだけのモノと思われがちですので、このブログでは、主に男の好きそうな武器・兵器・ロボット・乗り物をメインに取り扱い、他のブログやSIM管理で参入している企業の公式サイトではタブー視されそうな情報をユーザー視点で提供