くろうのだらオタ日記

だらけたオタクのだらけた駄々漏れ感想日記。基本的にネタバレです。

2007-12-04

[]「能登かわいいよ能登」とボーボボボ・ボーボボ 21:29

なんか、気の狂った題の文を書きたくなってしまたw。

なにやら「現代用語の基礎知識2008」に「能登かわいいよ能登」の収録が決まったという事で、それにかこつけて、単に能登麻美子の事を語りたくなった、というだけの話。

能登麻美子の声質はかなり特殊だ。とても澄んだその声は、一見(一聴?w)単なる「ささやき声」の類かとおもいきや、聞いているうちにどこか人を気持ちよくさせる特殊な響きを持っている。その声質は、誰もが「癒し系」と太鼓判をおすほどだ。

なぜ、能登麻美子の声は、そこまで気持ちよく感じるのだろうか。

おそらくは、その澄み具合が常人のそれを遥かに越えているのだろう。彼女の声は、どんなに張り上げようにも張り上がりきらず、濁りをほとんど感じさせない範囲に収まってしまう。正に「淑やかな声」の典型といえるだろう。

ただ、彼女の場合はそれだけではないように思う。

能登麻美子の声は、「澄んだ声」といいながらも、その中に、どこか不可思議な「ノイズ」を感じさせる事がある。決して耳障りではないのだが、どこか圧迫を感じさせるような、声と知覚できないようなノイズを感じるのだ。

例えば、能登麻美子が生で、マイクを通じて歌っている際、声が乗ってくるとその声質が「ボーボー」というノイズに近くなる事がある。息がマイクにかかったというのではなく、マイクが彼女の声そのものを捉えきれず、声の響きだけが「ボー・ボーボボ」と感じられるようになってくる。ただ、それは非常に心地よく響き、聞く人を陶酔とさせる。

もしかしたら、彼女の声には人の心を落ち着かせるという「1/Fノイズ」「ピンクノイズ」のようなものが多く含まれているのかもしれない。

これは、モンゴルの伝統的な歌唱法「ホーミー」とか、ユーミンの歌声などと同じようなものなのかもしれない。可聴域を超えたノイズを多く含む事で、人に快感を与える声として知られている。

能登麻美子の声は、それらの声以上に人の心を沈静させる効果がある声のようにも思う。

それにしても、なぜ彼女はこのような特殊な声を持っているのだろうか。

もちろん、その人の声帯は生まれつきだろうが、その発声法はその人の性格や置かれた環境に影響されるはずだ。特殊な発声法であるならば、それは特殊な性格、環境にあったと考えられる。

能登麻美子は、知られている限りで「人一倍穏やかな性格」「極端な運動音痴」という事が報告されている。この事から、彼女は生まれた時から「声を張る」「声帯に力を入れる」という事が、極端に少なかったと思われる。ある意味、彼女の声帯は極端な運動音痴からくる未成熟な状態なのかもしれない。それこそが彼女の「極端に澄んだ声」を作り出しているのではないだろうか。

けれども、そんな彼女が声優という声の仕事についている。それは、その「極端に澄んだ声」が認められた結果だろう。しかし、そこで彼女は、この「売り」となる声の特性をそのままに、声を常に活用する事を求められたはずだ。より強い声、小さな声、持続的な声、演技力のある声。それらを持ち合わせていないと、声優として幅広い活躍は出来るはずも無い。それは当然「未成熟な声」では出来ない事だろう。

けれども、彼女はその両立を実現している。彼女の特殊な発声法はこのような特殊な状況下で生み出されたのではないだろうか。例えば、未成熟な声帯の活用法はそのままに、喉全体を活用するなどして実際の声の幅を広げるような事をしているのかも。もちろん、それはとても非効率な発声法であり、ある意味無駄な「ノイズ」も生まれてしまう。しかし、その「ノイズ」こそが能登麻美子の声として、人を魅了する力になっているのだ・・・。

・・・「発声法」について専門的な知識がゼロなのに、激しく妄想を展開してしまったw。

ついでにもう一つ、彼女が言われる「能登かわいいよ能登」という言葉についても書いてしまおう。

元々、この「能登かわいいよ能登」という言葉は、彼女の事を揶揄する意味合いで使われていた。実際に、彼女の容姿は「かわいい」というよりも、より大人に対する「美人」と呼ぶ方がふさわしい。若干ほめ殺し的な意味合いが強かっただろう。

けれども、今ではこの言葉は彼女に「はまって」きている。能登麻美子を知れば知るほど、奇妙な説得力を感じさせ、その「奇妙さ」が、この言葉の語呂の良さと相まって、この言葉を皆に印象付けさせているように思う。そんな存在感のある言葉だから、「現代用語の基礎知識」に選ばれたのに違いない。

では、その「奇妙な説得力」とは何か。

それは、既に書いたように、彼女の声の「未成熟さ」が原因だろう。彼女が普通に喋る際には、大人の淑やかな声に感じるかもしれない。けれども、その声の本質は声の未成熟さにある。彼女が声を活用すればするほど、巧まないでも幼い声が見え隠れする。それは、正に「かわいい」のだ。

能登麻美子という、人を魅了する特殊な発声法を持つ人は、同時に、とても「かわいい」声の持ち主でもある。

その事を「能登かわいいよ能登」という用語は明らかにしていると言えるだろ。

能登かわいいよ能登・・・

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