厭な事件である。まさかと思っていたが『小戸公園内』で≪ケータイ≫が見つかってしまった。これは、いけない。母親が無罪なら≪ケータイ≫は想定された犯人の男が持ち去ってしまっていなければならなかった。では、どうしてその≪ケータイ≫の電池が、たった数時間で警察が見つけられないように、つながらなかったのだろうか？
6歳の子どもに≪ケータイ≫を持たせるなら朝、学校へ出かけてから遊びに行く夕方くらいまでは電池が持たないと意味がないだろうに。そういう心遣いが必要だろう。ただ≪ケータイ≫は肝腎な時に−
о通話圏外
о電池切れ
о電源が切られている
−などが多過ぎる。とくに前日に充電を忘れると≪ケータイ≫の電池は使用せずとも電源オン状態だけで、
о2日と持たない
−ことは確かだ。また、この≪ケータイ≫のほかに公園のアスレチックコーナーで子ども(ちょっと障害のある子どもだ)を遊ばせるに『ゴム製のサンダル』は、おかしかろうに。息子への愛情が溢れた母親なら、
о特に、どこへ飛んで行くか分からない息子から眼を離すこと
оそれも外出して、たった数十分でトイレへ行くこと
оそれも(前にも書いたように)洋式なら不潔な公園のトイレだ
−さらに、
о障害のある子どもの外出に『ゴム製のサンダル』という配慮のなさ(転ぶだろう！)
оまともに、公園のアスレチックコーナーで遊べまい
−こんなことが重なるだろうか？
まさかとは思うが−
о電池切れ寸前の≪ケータイ≫
о長く遊ばせない前提で運動靴ではなく『ゴム製のサンダル』
−を計画的に準備したのだろうか？
仮に、変質男を想定すると−
о公園のどこかで母息子を窺っていた
оそれともマンション(家)から窺っていたか？
оそして母親が離れた隙に
アスレチックコーナーから拉致
(それも母親が向かった)トイレの裏へ
強い殺意で強殺
≪ケータイ≫ひもで
そのまま死体遺棄
サンダルもそろえて
оすぐに発見させないため電源も切らずに≪ケータイ≫だけを持ち去った
−そして、その≪ケータイ≫は、
оまもなく、つながらなくなった
−とされている。警察は、その≪ケータイ≫をどこで見つけたか公表していない。ただ、
о公園内
−としか。この公園内だと、いくつかの可能性が強められてしまう。
о変質男を想定するなら、どうせ持ち去った≪ケータイ≫を公園内へ棄てる意味はない
оふつうなら海岸も近いようだから≪ケータイ≫の電源の切り方を知らなければ水の中へ棄てるだろう
оそもそも公園内で電源が入ったままでは、持ち去った意味がない
−これでは外敵犯人説は成立しない。公園内なら、
оトイレの近くで犯行を行った犯人(この場合謎の男(女？))は≪ケータイ≫を草むらへ投げ捨てられる
−そうして投げ捨てた犯人は、
оＧＰＳ機能を使って、自分のアリバイをつくるために、わざわざ公園の管理人のところへ出かけたりして人々に見せた
−そのうちに計画通り≪ケータイ≫は電池切れでつながらなくなった。すなわち、
о≪ケータイ≫が公園の管理人らに見せた場所にあった
о≪ケータイ≫は電池切れであった
−≪ケータイ≫に、
оいつごろ電池切れになったか？
−分かる機能はあるまい。だが警察なら、
о誰かが、電源オフしたらその電源オフモードは充電してもそのままだ
−こんなことは簡単に判別できたであろう。すなわち、
оくだんの場所にあった
о電池切れだった
−のなら、犯人の可能性は著しく、
о母親
−に向かう。そもそも、
о富石薫(35)と弘輝(こうき)(6)が、アスレチックコーナーで遊んだ
о富石薫(35)が、ひとりでトイレへ向かった
о富石薫(35)が、トイレで用足しをしていた
−などは誰も目撃者がいないのだろう？
いきなり−
о誰も居ないのを確かめて
о息子をトイレの裏に連れて行く
о後ろから(顔は見たくなかろう)≪ケータイ≫のヒモで強殺
о近くのトイレの柱の影に死体遺棄
о≪ケータイ≫を投げるか、公園内の草むらへ捨てる
о電源は切らなかった
оそのままトイレから離れて大騒ぎして捜索開始
о≪ケータイ≫のＧＰＳ機能で捜索しているふりをした
оわざわざ、これはどこかと管理事務所へ訊きに行く
−≪ケータイ≫のＧＰＳ機能を使う冷静さと、
оがくがく
оぶるぶる
−の、
о動揺ぶり(それも死体発見前のことだ)
−が合わない。通夜や葬儀でも、
о足腰が立たず車椅子など
−に乗って憔悴し切っている。この様子は、
о強殺で腰が抜けた
−ように見える。『アリバイづくり』が終わった途端、つまり計画が終了した途端に『おそろしくなった』かのようである。
≪家族≫
富石淳一(33)(西区小戸3)＝父親
富石薫(35)＝母親
富石弘輝(こうき)(6)＝内浜小特別支援学級1年＝被害者
≪事件経過≫
◎9月18日午後2時半ごろ - 学校から帰宅
о9月18日午後3時15分ごろ - 母親と公園に遊びに来た。
о9月18日午後3時半ごろ - 母親は、アスレチックコーナーの大型遊具で遊んでいた弘輝君を残し、十数メートル離れたトイレに行った
- 2、3分後に出るとトイレの前に弘輝君の帽子が落ちていた
- アスレチックコーナーには、弘輝君の姿が見えなくなっていた
◎9月18日午後3時57分 - 福岡市西区小戸(おど)2の小戸公園内で、同市立内浜小1年の富石弘輝(こうき)君(6)＝同区小戸3＝がいなくなったと、一緒に来ていた母親(35)から110番があった
◎9月18日午後4時25分ごろ - 福岡市西区の小戸公園で、同区小戸の小学1年富石弘輝君(6)が倒れているのを同市内の男性(62)が発見
- ≪ケータイ≫のヒモで強殺
- ≪ケータイ≫は持ち去られていた
- ≪ケータイ≫は、つながらなくなった
◎9月18日午後5時15分 - 病院に運ばれたが、死亡が確認
◎9月20日午前 - ≪ケータイ≫が公園内で発見された
−この≪ケータイ≫は、見つかってはいけなかったのだ。容疑者が外部の変質男なら、
оこの≪ケータイ≫は、見つからないように電源を切って処分できた
−はずだ。警察は、ＧＰＳの記録からそこで見つけたのだろう。だが母親なら、
оこの≪ケータイ≫だけは持ち去っても有効に処分できなかった
−その理由は、
о≪ケータイ≫のＧＰＳ機能で自分の『アリバイづくり』
−が計画だったからだ。そもそも誰が、
о他人の子どもに『殺意』など持つだろうか？
−そもそも無差別殺人鬼の通り魔が居て、
оたまたま母親と息子のふたり連れに遭遇
−して、たまたま母親が子どもから離れた隙に(母親がトイレに行くとは、母親の姿をトイレまで追わないと分かるまい)、
оたった十数メートルの距離のトイレ
−に2・3分居た間に、
о幼児を拉致
оそれなら、サンダルは脱げてアスレチックコーナーに散乱
оうまく悲鳴は防げても、まさか母親が去ったトイレのほうへ連れ去るまい
−ということだ。トイレの裏は確かに、
о盲点
−だが、トイレの出入り口に、
о子どもの帽子が落ちていた
−ということは、母親が手を洗って出てくるかも知れない場所を素通りしたことになってしまう。なぜ、そんな必要があるのだろうか？
通り魔なら凶器を用意しているだろう！
о刃物
−だ。何も≪ケータイ≫のヒモで殺す必要はないのだ。変質男か通り魔は、母と子どもを見張っていたことになっている。そうでなければ母親が離れた隙など突けまい。こういう通り魔殺人鬼などを想定すると、
оヘンなこと
−ばかりになってしまう。
▼RE：＜福岡小１男児殺害事件＞〈二〉−また『ＧＰＳ機能付きの携帯電話』だ−
http://blogs.yahoo.co.jp/eraser1eraser/56618333.html
コメント（3）[NEW]
● 本当に早計な意見ですみません。捜査は公平にあらゆる角度から、そして偏執してはいけないことを知りながら、そう思わせる事が多いのです。そして携帯が凶器となる重要証拠であるならば、トイレに流せるのか?とも妄想します。(公園で上下水完備か?どこまで調べられる?)唇青ざめ、震えていたのが悲しき凶行の表れでないことを願います。また、子供の様々な障害に対し、その親の思いも軽率に申し上げられませんが、自分の友人が「ことさらに可愛い」と言っていたのを思い出します。
2008/9/20(土) 午前 8:30 [ hyyyh ]
こんにちは。＞[ hyyyh ]さん 〈コメント〉ありがとうございます。
−夫婦は、姉さん女房ですね。ここいらに、
о子どもを殺さねばならなかった
−理由(犯行動機)があるのかも知れません！■
| 
コメント（0）