このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。
桜井淳所長の理工系大学での最近の年間レクチャーの内容(今後、順次、紹介します)。
(01)【一般論】物理学と工学の考え方の本質的相違
(02)【一般論】原子力工学と一般工学の本質的相違
(03)【一般論】シミュレーション科学の体系と特徴(決定論的手法とモンテカルロ法)
(04)【一般論】加速器による各種粒子各種核反応を利用した中性子発生数(静電加速器・線型加速器・サイクロトロン・シンクロトロン等)
(05)【一般論】原子炉による中性子発生数(臨界実験装置・研究炉・試験炉・軽水炉)
(06)【一般論】材料試験炉の核計算法と確度・精度
(07)【一般論】軽水炉の核計算法と確度・精度
(08)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性の考え方
(09)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(1)-ウラン濃縮施設と燃料加工施設-
(10)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(2)-軽水炉炉心-
(11)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(3)-新燃料貯蔵施設-
(12)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(4)-使用済み燃料貯蔵プール-
(13)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(5)-新燃料・使用済み燃料輸送容器-
(14)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(6)-再処理施設-
(15)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(7)-プルトニウム加工施設-
(16)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(8)-プルサーマル-
(17)【一般論】核燃料サイクル施設の核的安全性評価法(9)-高速増殖炉-
(18)【詳細論】加速器・熱中性子炉・高速炉の中性子エネルギースペクトル
(19)【詳細論】減速材と減速過程
(20)【詳細論】拡散方程式(1)
(21)【詳細論】拡散方程式(2)
(22)【詳細論】拡散方程式(3)
(23)【詳細論】輸送方程式(1)
(24)【詳細論】輸送方程式(2)
(25)【詳細論】輸送方程式(3)
(26)【詳細論】炉内中性子束分布
(27)【詳細論】実効中性子増倍率及び反応度変化
(28)【詳細論】原子炉動特性
(29)【詳細論】中性子・光子遮蔽材と深層透過計算
(30)【詳細論】放射線輸送計算コードの概要(決定論的手法とモンテカルロ法)
事実は小説よりも奇なりと良く言いますが、桜井淳所長に拠れば、モンテカルロ界でも小説よりも奇な出来事として、新旧それぞれふたつのパラダイムを代表するふたりのキーパーソンが、姓がともにUで、名のほうも片や漢字三文字で、片や漢字二文字の違いはあるものの、うち二文字が共通しており(たとえば一郎と純一郎などのように)、早とちりな人や事情をよく知らない第三者は、ふたりを同一人物あるいは親子、親戚などと勘違いするそうですが、ふたりの書いた論文を見比べればすぐに分かるように、これほどレベルに格段の差がある論文をひとりの人物が書くというということは、まったくありえず、ちょうど横山大観の名画と横山やすしの駄作とを比べると、ふたりの横山がまったく別人であることはすぐに分かるように、ふたりのUには血縁関係もないそうですが、現モンテカルロパラダイムのキーパーソンのひとりであるT.Uは、モンテカルロ臨界計算のサイクル間相関から真の分散を推定する衝撃的な論文を米原子力学会論文誌Nuclear Science and Engineering(Vol.125, 1(1997))に発表してモンテカルロ界に華々しく登場しましたが、桜井所長のある知り合いはこれを旧パラダイムのキーパーソンであるK.Uの書いた論文だと長い間思い込んでいたそうですが、K.Uにこのような論文が書けるはずもないそうで、その後もT.Uは斬新なモンテカルロ論文を立て続けに発表し、発展著しい現モンテカルロパラダイムを体現する人物となっていますが、一方で旧モンテカルロパラダイムのキーパーソンK.Uはただひたすら勘と経験だけに頼る非科学的な粗っぽい手法に終始し、自ら開発したモンテカルロコードもなく、機能追加や改良や新しい理論の創出を行ったわけでもなく、中性子断面積も自分で編集したものはひとつもなく、MCNPのマニュアルどおりにオプションを立てて他人の実験データを解析して合う合わないという議論をしているだけで、単なるユーザーのひとりに過ぎずないことから、桜井所長はK.Uに対してより建設的な仕事をするように警告を発したこともあったそうですが、また、K.Uは米国のTennessee UniversityのProf. Stevens(モンテカルロパイオニアのひとり)のもとに留学していたことがあったそうですが、同じTennessee University出身のLos Alamos National Laboratory(LANL)のある米国人研究者は、T.UはかつてTennessee Universityに滞在したことがあると語ったそうですが、これはK.UとT.Uを混同したことによる完全な勘違いだそうで、このような勘違いが世界的にも蔓延しているそうですが、このような勘違いをしている人物はモンテカルロを専門としないか、さもなければパラダイム転換に気付いていない鈍感者だそうですが、また、K.Uは桜井所長に担ぎ出されて日本原子力学会「モンテカルロ法による粒子シミュレーション」研究専門委員会の主査を務めたこともあったそうですが、K.Uの現役引退の花道のはずだったこの委員会は、期せずしてK.Uの築き上げてきたモンテカルロパラダイム崩壊のきっかけともなったのですが、その後新しいモンテカルロパラダイムの核となる委員会として桜井所長は、新たなモンテカルロ研究専門委員会の設立を模索していた頃、この委員会の中心人物としてT.Uを推す声も一部にありましたが、当時T.Uはまだ若く実力も未知数だったために桜井所長は、躊躇し、結局大物の東大N教授に主査を引き受けてもらうことになったそうですが、それはモンテカルロ政権がK.UからT.Uへの前近代的な世襲制であるとか、あるいは同じK.Uが引き続き主査を務めているのかとの疑念を、何も知らない第三者から受けないようにするための配慮でもあったそうですが、当時T.Uはアメリカの大学で学位をとったものの日本国内で浪人中で、それはT.Uの書いたNuclear Science and Engineering誌の論文の中に日本の自宅住所しか記載されていないものがあることからも分かるそうですが、通常のこのような著名な所属機関の書かれていない論文は、内容がいかに秀逸でも即座にリジェクトされるのが慣例なのですが、そうならなかったのはT.Uという名前そのものが著名な研究機関に匹敵するインパクトをすでに確立していたからだそうで、日本のモンテカルロ界の発展のためにもT.Uを採用する国内組織はないのかということが委員会で議論になったそうですが、結局アメリカの大学に頭脳流出してしまったそうで、桜井所長に拠れば、日本のモンテカルロ界では、頭角を現す有能な人物が次々にスポイルされている現状をみて、T.Uの能力が活かせるような組織は日本にはないと考えていたそうで、桜井所長も、世界的なモンテカルロの発展のためにもグローバルな視点から、あえてT.Uを国内に残そうとはしなかったそうで、桜井所長が自らをモンテカルロ界のパラダイムシフターと自認する理由のひとつにT.Uを日本に引き止めなかったことがあるそうで(LANLを経て、現在、New Mexico Universityの准教授)、その後、桜井所長が主宰して開催した「第3回モンテカルロシミュレーション研究会」にT.Uを米国から特別講演者として招聘しようとしたものの多忙との理由で辞退されましたが、その研究会では、冒頭に東大N教授に特別講演をお願いし、さらに研究会最終日の締めくくりには、桜井所長自らモンテカルロ法の現状と課題を総括するサマリートークを行いましたが(研究会報文集『モンテカルロ計算高度化の現状と課題』、日本原子力学会、2004)、そのなかでT.Uの論文の解説も行いましたが、桜井所長は、T.UとK.Uはまったく無関係の別人であることを説明するのを忘れなかったそうですが、桜井所長も面倒を見ていた外国人女性モンテカルロ研究者のYは、とある事情で日本を離れなければならないことになり、結局、米国のMichigan University大学院博士課程に入ったのですが、そこはT.Uの出身大学でもあり、今後の活躍が期待できるそうです(桜井所長は、いずれ、T.Uに、日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会や「モンテカルロシミュレーション研究会」での招待講演をお願いする方針のようです)。
この件については、すでに、簡単な説明(バックナンバー参照)をしてありますが、あえてここで補足するとすれば、ニューヨーク州(米国の州境は、日本の県境と異なり、国土が広いため、おおよその感覚に、直線で区切っていることが特徴)は、比較的大きく(カリフォルニア州の約三分の一)、マンハッタンのニューヨーク市など、ほんの小さな区域でしかなく、それでも、経済効果は抜群ですが、州の北端は、カナダの国境と接し、100km北には、OttawaやMontreal、西は、OntarioとErieというふたつの大きな湖に接し、ふたつの湖を結ぶ線がカナダとの国境になっており、そこに、Buffaloという街、その北約50kmのところに日本でも良く知られているNaigara Fallsがあり、比較的知られた都市は、Rochesterくらいで、日本では、州都の名前すら知られていないのが現状ですが、実は、ハドソン河の上流約200kmにある"ニューヨーク"は、州都のAlbanyの近郊のTroyという街のそのまた郊外の田舎に有り、静かで、環境が良く(しかし、冬は寒い)、事務所(一戸建ての貸家)料金が安いことで、以上の諸々の条件と事情の妥協点として、"ニューヨーク"の設置場所が決まりました。