社会
日朝関係は中長期視点で 神戸で集会
日朝関係について語る吉田康彦さん=神戸市勤労会館 |
草の根レベルから北朝鮮との関係構築を目指す集会「日朝関係を考える兵庫県民集会-対話を通じ国交正常化へ!」が二十一日、神戸市中央区の市勤労会館で開かれ、県内から約百二十人が参加した。
有識者や超党派の県議、県内市議らでつくる「日朝友好兵庫県民の会」の主催。朝鮮半島問題の専門家で、大阪経済法科大客員教授の吉田康彦さんが講演した。
吉田さんは、拉致問題の解決について、日本政府が最優先課題に掲げる姿勢に疑問を投げ掛け、「核兵器生産を本気にさせない環境づくりが、朝鮮半島の非核化にとって重要。後は信頼し合うしかない」と六カ国協議の方向性を提案。「北朝鮮では毎年、水害が発生しており、根本的な治水対策を」と、人道支援の必要性も指摘した。
さらに「金正日総書記が倒れても、徐々に集団指導体制に移行するだけ。中長期的視点に立った国交正常化策が必要だ」と訴えた。(川口洋光)
(9/22 09:43)
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