家庭でもマスクの備蓄を 新型インフルで厚労省厚生労働省の専門家会議は22日、新型インフルエンザが流行した場合、症状のある人は感染拡大防止のため広く市販されている不織布製マスクを積極的に着用することや、流行前から各家庭でマスクを備蓄することなどを推奨する一般市民向けの見解をまとめた。 ガーゼマスクは不織布製マスクがない場合の使用にとどめる一方、医療用のN95マスクや産業用の防じんマスクDS2は「現段階では、感染予防策として日常生活で使用することは想定されていない」とした。 不織布製マスクはほとんどが海外からの輸入で、品不足も予想されることから流行前の備蓄を推奨。1回の流行が8週間程度続くことを想定し、1人当たり20-25枚程度を1つの目安とした。 不織布製マスクの着用は接触感染をある程度減らすことが期待されるものの、ウイルスを含む飛沫を完全に吸い込まないようにすることはできない。このため専門家会議は、感染予防はマスクに頼らず(1)症状がある人に近づかない(2)人込みに行かない(3)手指を清潔に保つ-を求めている。
【共同通信】
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