ルチルクォーツ(針水晶)とは
ルチル−水晶内部の針の部分
成分 TiO
2(二酸化チタン)
※ブラックルチルはトルマリンなど別のものもあります。
硬度 6〜6.5
主な産地 ブラジル
二酸化チタン鉱物のひとつでアナテース、ブルッカイトとは同質異像の鉱物です。針状で水晶の中に入ることもあり、これをルチル入り水晶(針入り水晶)や総称してルチルクォーツと呼んだりします。
ヨーロッパなどではビーナスの髪、愛の矢を象徴とする天然石として伝わっています。
ルチルクオーツ
ルチルクォーツとは、透明水晶や茶水晶などが、何千万年もの長い時間をかけて地中で結晶化していく過程で、針状の結晶が偶然水晶の中に形成された希少な天然石で、正式には『針入り水晶、ルチルレーテッドクォーツ』、一般的には『ルチルクォーツ(針水晶)』と呼ばれています。
水晶の中に無数に入る針が幻想的で美しく、近年はジュエリーとして利用されることも多くなってきました。
数ある天然石の中でも特に人気が高く、国内だけでなく海外でも需要が高まっています。
また品質によって価格も大きく変わり、ハイクォリティーなルチルは希少で驚くほど高額な値で取引されています。
ルチルにはいろいろな種類があり、それぞれに意味合いも違うため、とても奥の深い天然石です。
こちらでは、ルチルを分かりやすく御紹介させて頂きます。
ルチルクォーツの意味合い、伝説
まず、ルチルは『針入り水晶』ですが、水晶には良い運気を邪魔する気『邪気』を吸収してくれる効果と共に、その人が本来持っている能力を引き出して くれるパワーがあると言われ、世界中でエネルギーを持つ石として大切にされてきました。
古来より占い師が水晶珠を覗き込むのも、持っている特殊能力を最大限に高める為だったと考えられています。
最近ではスポーツ選手が身に付けたりしますが、これもスポーツの能力を引き出してくれることで実際に記録が伸びたり、 普段以上の能力を発揮できることの例です。
ルチルはその水晶の意味合いを持ちながら、針がアンテナの役目をして、持ち主に情報を伝え、直観力を高めて正しい 判断を導いてくれると言われるとてもエネルギーの強い石です。
人は日々様々な情報、方向へ取捨選択を繰り返しています。
ビジネスでもそうですし、例えば宝くじを買う時にも 何となくここの売り場で買ってみようと直感で選びます。
そのように日々の取捨選択の積み重ねが現在・将来の自分になります。
運気という言葉で言い換えることもできますが、本来自分の持っている直観力を高めてくれる意味合いが伝わる天然石です。
ルチルクォーツは針の色によって役割が違うため、願いによって使い分けられています。
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