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佐倉市立美術館展覧会情報
ハウステンボス美術館所蔵
エッシャー展 永遠なる迷宮 |
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オランダが生んだ版画の鬼才・M.C.エッシャー(1898-1972)。
そのトロンプ・ルイユ(だまし絵)は社会的なブームを巻き起こし、現在は美術の教科書にもとりあげられています。
日本でも人気の高いエッシャーの不思議な世界を、国内最大といわれるハウステンボス美術館のコレクションにより紹介します。
→エッシャー展の様子はこちら
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【会期】 |
平成20年(2008年)
8月1日(金)〜9月23日(火・祝) |
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【会場】 |
佐倉市立美術館 (→交通案内)
(第一会場:3F展示室/第二会場:2F展示室) |
【開館時間】 |
午前10時〜午後6時
(入場は午後5時30分まで) |
【休館日】 |
月曜日
(但し9月15日と22日は開館、
9月16日(火)は代休) |
【観覧料金】 |
一般800円(640円)、
高校・大学生600円(480円)
小・中学生400円(320円)、小学生未満無料
※( )内は20名以上の団体料金
※9月15日(敬老の日)は65歳以上のかたは無料 |
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★佐倉市内在住の小中学生の皆さんへ
市内の小中学校に通っているかたには、エッシャー展のパスポート(期間中無料入場券)を学校で配布します。
市内在住で市外の小中学校へ通っているかたは、美術館受付でパスポートをお渡ししますので、証明するものをお持ちください。
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※ギャラリー・トーク、学芸員による解説の聴講には、観覧券が必要です。 |
■作家について
マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher)は1898(明治31)年にオランダ北部のレーワールデンに生まれました。ハールレムの建築装飾美術学校に入学した折、21歳のエッシャーに建築よりも装飾芸術の才能を見出した恩師のすすめで高度な版画技術(木版画、銅版画、リトグラフ)を習得しました。その後、25歳の時にイタリアに渡り、同地に住みながら、各地を旅行して風景や建築をスケッチし、それを元に多くの版画を制作し始めました。
1936(昭和11)年、エッシャーはグラナダ(スペイン)のアルハンブラ宮殿を飾るモザイクの幾何学模様に大きなインスピレーションを得ます。そこから平面を規則的に分割する方法を用いて人間や動物などのモチーフを、連続や循環、変容させてゆく独自の表現方法を確立していきました。迷宮のようなそのイメージの宇宙には、自然という三次元の世界と絵画という二次元の世界をめぐるエッシャーの深い思索と豊かな詩心が息づいています。エッシャーの迷宮をめぐる無限への探求は1972(昭和47)年に74歳で亡くなるまで続きました。
晩年には美術だけでなく、数学や心理学などの他分野からも注目を集めていたエッシャーは、今日ではオランダを代表する作家の一人として国際的に高く評価されています。本展では、世界有数のコレクションとして知られる長崎のハウステンボス美術館が所蔵する版画作品114点、立体作品2点やタペストリー等2点、版木7点など144点を一堂に展示し、初期から晩年にいたるエッシャーの全貌をご紹介いたします。他に類を見ないエッシャーの迷宮世界をこの機会に是非お楽しみください。
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【出品点数】 144点
【主催】 佐倉市立美術館
【特別協力】 ハウステンボス美術館
【後援】 オランダ王国大使館
【企画・運営協力】 株式会社キュレイターズ |
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All M.C.Escher works Escher-HoldingB.V.-Baarn-the Netherlands./Huis Ten Bosch-Japan.
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