逮捕の母親「将来を悲観」福岡男児殺害

 福岡市の公園で小学1年の男児が殺害された事件で、警察は22日朝、男児の母親を殺人などの容疑で逮捕した。母親は「自分の病気などについて、将来を悲観した。子供も殺して自分も死のうと、殺害に及んだ」と話し、泣きながら取り調べに応じている。

 この事件は今月18日、福岡市の小学1年・富石弘輝くん(6)が自宅近くの小戸公園で殺害されたもの。警察は22日午前、弘輝くんの母親・薫容疑者(35)を殺人などの容疑で逮捕した。薫容疑者は、トイレの中で弘輝くんの首を絞めて殺害したと容疑を認めている。さらに、犯行を隠すため、弘輝くんの遺体をトイレの壁と柱の間に遺棄したという。

 薫容疑者は当初、第三者による犯行を主張し、警察の調べに対しても一貫して関与を否定していた。しかし、弘輝くんの葬儀が終わったころから供述に変化が見え始め、21日午後になって「私がやりました」と話し始めた。 (09/22 11:56)

逮捕の母親「将来を悲観」福岡男児殺害
09/22 11:56
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