【ソウル22日聯合】見出し数と単語数で世界最大となる漢字辞典が、国内で月内に完成する。
檀国大学の東洋学研究所は22日、「漢韓大辞典」が今月末に索引集1巻を含む全16巻で刊行されると明らかにした。1978年8月に編さん作業に着手し、昨年末までに12巻が出ている。来月28日に予定された同大の開校記念日に合わせ全巻刊行するため大詰めの作業を急ぎ、残り13〜15巻と索引集の原稿校正を終えて印刷に入った。
漢韓大辞典は見出しが6万字、収録単語は50万個に及ぶ。世界の漢字語辞典を3分する日本の「大漢和辞典」と台湾の「中文大辞典」、中国の「漢語大詞典」を、見出しと収録単語数ともに上回る。
編さんに投入された学校予算は250億ウォン(約23億6000万円)以上で、20億ウォンの国庫支援も受けた。研究所の李幸烈(イ・ヘンリョル)行政課長は、「完成本は原稿量だけで200字詰め原稿用紙224万枚を数える。原稿をすべて積み上げれば168メートルで、56階建ての高層ビルの高さに相当する」と説明した。
全巻刊行の記念式は、開校記念日に大々的に行う予定だ。
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