2008年 9月 21日
岡山・香川で大雨被害
上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となったため岡山、香川の各地で大雨が降り、床下浸水などの被害がありました。高松市中心部の兵庫町商店街では、午前11時半頃中央通りをはさんで、約300mの区間で歩道が冠水し、付近の店舗約40軒が浸水しました。香川県によりますと県庁に設置している雨量計で、午前11時から正午までの1時間に43ミリの雨量を記録したということです。県危機管理課によりますと、多度津町で強風による屋根の破損が66棟あった他、多度津町の4歳の男の子が割れた窓ガラスでけがをするなど2人が軽傷を負っています。一方岡山県内でも21日昼ごろ多い所で1時間に70_の激しい雨が降りました。県によりますと浅口市などで3棟の床下浸水の被害があったということです。また、JR山陽新幹線の新倉敷―福山間や在来線の一部で一時運転を見合わせるなど交通機関にも影響が出ました。

自民党総裁選・予備選挙開票
22日投開票の自民党総裁選を前に、自民党岡山県連と香川県連は21日、地方票の3票についてそれぞれ県内で予備選挙の開票作業を行ないました。総裁選の予備選挙は、岡山県内の党員・党友2万3506人を対象に行なわれました。岡山市の自民党岡山県連事務所では、職員が投票用紙を1枚1枚開票して行きました。投票数は1万896票で投票率は46.35パーセント。選挙戦は、麻生氏が優位と見られていますが、岡山県選出の国会議員で麻生氏を支持する動きはなく、岡山県では票が割れることも予想されています。一方、自民党香川県連でも午前9時から開票作業が行われました県連には20日までに県下の党員、党友から投票用紙1万3538票が返送されました。投票率は59.35%と去年の総裁選で行った意識調査の投票率より約7ポイント下回っています。それぞれの県連では開票結果に基づき地方票3票をドント方式で割り振り、22日午後、東京の自民党本部で行われる総裁選で投票することにしています。

高梁市長選挙告示
任期満了に伴う高梁市長選挙が21日告示され現職と新人の2人が立候補しました。立候補したのは届出順に現職で再選を目指す秋岡毅候補(67)と無所属新人で元高梁市商工観光課長の近藤隆則候補(49)です。高梁市長選は、旧高梁市と有漢町など1市4町が合併してから2回目となります。現職と新人の一騎打ちとなる高梁市長選挙は、今月28日に投票が行われ即日開票されます。

津山市で倉庫を全焼
21日未明津山市で農業用の倉庫を全焼する火事がありました。警察は不審火の疑いもあると見て捜査しています。21日午前2時10分ごろ津山市高尾の会社員田外統久さんが所有する倉庫から火が出ているのを通りがかった人が見つけ119番通報しました。この火事で鉄骨スレート葺2階建ての倉庫およそ190平方メートルを焼いたほか、倉庫内に保管していたトラクターや車などを焼き火はおよそ50分後に消し止められました。田外さんの話によりますと倉庫はすべて施錠しており1週間ほど前から人の出入りはなかったとのことです。火元は倉庫内に保管していた乗用車付近と見られ、警察は不審火の疑いもあると見て調べています。

古天神大祭
高松市の商店街で、21日地域おこしを兼ねた秋祭りがにぎやかに開かれました。祭りが開かれたのは、高松市の片原町西部商店街で、町の一角にある、古い天神様にちなんで、古天神大祭と呼ばれています。24回目の今年は、地域の中学校やライオンズクラブなどのバザーが行われた他、ステージイベントとして、子供たちによる、歌と踊りのパフォーマンスショーが披露され、訪れた人たちから大きな拍手が送られていました。また、高知県中土佐町から本場のカツオが祭りに初お目見えし、豪快なわら焼きが実演されました。約5分間火であぶったカツオはその場で振舞われ、こどもからお年寄りまで、おいしそうに黒潮の幸を味わっていました。