落第生の手記（改）

蜘蛛の糸を一生懸命昇ってゆく過程を記録した手記 タイトル：鈴木政太の「落第生の手記」より

2008年09月22日02:14
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一般

季節外れの帰省…

お家に帰ってきた。あぁ、やっぱ何だかんだで落ち着いてしまう自分がいる。つくづく、未だに精神的に強くなれないことを実感。


でも…今晩（21日）の晩飯はうまかったんだ。ホクホクの栗ご飯だったんだ。そして何より赤味噌の味噌汁。かあちゃん、うめえよ。

ごめんよぉ、こんなひ弱な愚息でよ。オレ、今年の夏で少しは強くなれたと思ったんだけど、やっぱ人間そんな簡単には変われねぇよ。23にもなって、親孝行の「お」の字も果たせなくてごめんよぉ。気苦労ばっか掛けてごめんよぉ。老後のお金まで使わせてごめんよぉ。情けねぇよな。オレも自分が不甲斐ねぇんだけど、もう少し時間がいるようなんだ。本当の愚息だよなぁ。でもよぉ、こんなオレでもいつかはうめぇ飯でもご馳走してやりてぇって思ってんだぜ。いつになるか分からねぇけどな。うっうっ…

家族で「ヤマト」を見ていた。

かあちゃんが言った。

「アンタはこういう世界が好きだから、真っ先に死んじまうタイプだね。でも…はぁ、これ位の気概があったらねぇ。」

栗ご飯が、涙でしょっぱかった。

でもオレ、来週まで帰らないからね。かあちゃんの飯食うつもりなんだ。

かあちゃん、ごめんよ。堪忍な…

とうちゃんも…
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2008年09月21日18:16
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一般

お家に帰りたい

ふぅ、何だかんだ言って新幹線に乗ってる。結局お家に帰ることにした。これでバイト代は往復で残り１万と少しになってしまうが、まあ良いや。

昨日、今日と祭シーズンで、賑やかな祭囃子と人々の歓声で溢れる外界と対称的な下宿部屋にいては…耐えられなかった。

秋のすきま風が油断していた心に吹き込んできやがった。

やられたぜ。

また帰京したら大学だ、バイトだ、何だで色々やることはあるが、まあ今はとにかく帰る。

オレって寂しがり屋さんなんだな。
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2008年09月21日07:43
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一般

地震

あれで震度３か。懸念される震度５強ってどんなレベルなんだ？

突然、下から突き上げるような衝撃が来て、しばらく気持ち悪くユラユラと部屋全体が揺れていた。

丁度、朝飯を食べていたのだが、味噌汁はこぼしそうになるし、外では土木作業員が「おぉ、でけえぞ！」と驚きの声を上げていた。

それ位ビックリした。

ＮＨＫをつけていた。もしやどこか関東以外の地域でデカイ地震があったのかと思った。だが、あれだけ自信たっぷりの「緊急地震速報」とやらはもちろん、地震後数分してから地震情報流してやがる。

ふざけるな。
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2008年09月20日09:49
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一般

爽やかな朝

いやー何て爽やかな朝なんだ。台風直撃かと思っていたが、どうやら千葉をかすめる形で逸れていったようで、こういった爽やかな空を「台風一過」というのだろう。

今日も５時頃には起きてゴソゴソ。先程コーヒーとタバコで一服。ちょうどＮＨＫでメジャーリーグのヤンキース戦が放送されているのだが、これを副音声で見ていると、この爽やかな朝の空気と相まって、まるで外国にいるような気分になる。もちろん、何を言っているかは全然分からんが。

どうやらもう秋だな。この朝の空気感は。オレの心のセンチな部分を疼かせ、ともすると実家に帰りたくなる心境になってしまう。

だが、帰ったら帰ったでまた居心地の悪い思いをすることは目に見えている。「あら、またアソコの息子さん実家でウロウロしてるわよ・・・ヒソヒソ。」

ふう、東京で頑張ろう。
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2008年09月19日18:35
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一般

おりん

この日を待ってたぜ。ついにテレ東の「逃亡者おりん」のスペシャルが放送だ！

このドラマ、実は途中から見始め、何事も途中参加が嫌いなオレとしては普通なら見ないのだが、主演の青山倫子の魅力にやられてしまった。

正に「艶」「凛」という言葉がふさわしい。いやらしい意味じゃなくて、色気と共に、それを引き締めるキリリとした颯爽さを感じさせる。こんな女優は久しぶり。

30代サラリーマンから圧倒的な支持を得る理由も納得だ。まあ、オレはまだ20そこそこの学生だけど。

時代劇としては、昨年ＮＨＫで放送された木曜時代劇の「風の果て」以来にハマッたドラマ。

いやーヤフオクでバイト代はたいて型落ちのDVDレコーダー買っといてよかった。DVDも用意したし、もう８時が待ち遠しい！
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2008年09月19日08:28
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旅

旅行記��

最近、早起きの習慣がついてきた。今日も４時前には起きてゴソゴソし始めていた。

で、さっきコーヒーとタバコで一服した。まあ、今日も特に何も無い一日になるので旅行記を書く。

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９月１３日（土）　宿到着


宿への道を間違え引き返す。取り敢えずはバス停に戻り、改めて橋を探すことに。

今度は下へ降りずに車道沿いを少し歩く。すぐに宿の看板にぶち当たった。バカを見た。

主の言った通り橋もあった。渡りきった先は、数棟の家が並び、道なりに進むと広い中庭に出た。右手には車庫。左手には宿と思しき民家。前方には黒い犬が鎖でつながれており、オレの姿を見かけると吠え出した。

だが、犬の鳴き声に反して人気もなく、何となくひっそりとしている。左手の建物に向かい、玄関を開け声を掛ける。返事は無い。ただの屍のようだ・・・。

あまり勝手にウロウロしても、運悪く人に見つかった際に不審者に思われると不安になったので、主に電話。道に迷った時にも電話しようとしたのだが、電波が「圏外」で使い物にならなかった。

電波は１本しか立っていなかったが、つながった。どこからかコールが聞こえるかと、電話を離して耳を澄ませたが、何も聞こえなかった。その内に主が出た。到着した旨を伝えると、「今行くから、ちょっと待っててね。」とのこと。しばらく待つ。

畑

先程の中庭の向こうから、ほお被りをしたおばあさんがやってきた。足が悪いのか、びっこを引いていた。「こんなに早く来るとは思ってなかったわ。ごめんね。向こうで畑しとったわ。」これは良い旅になりそうだと思った。

梅の間

梅の間にどうぞ、と宿泊施設（木造の民家）に案内されたが、勝手に使ってくれとういことか、おばあさんは付いて来なかった。




玄関を開けると急な階段が続いていた。昇りきると喫煙スペース。左手に廊下が続き、その廊下の左右に部屋が並んでいた。オレの部屋は廊下左手の梅の間。だが、宿泊客がオレ一人なので、どの部屋も使い放題だった。

喫煙室







宿階段
2008年09月17日11:01
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旅

旅行記��

５時起きで勉強開始、先程数日分の食料を買出しに行って小休止。

あんまりがっついて勉強しても長続きしないので、息抜きに旅行記を書いてみる。

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９月１３日（土）

向こうでどうしても始発バスに乗りたかったので、一睡もせず（出来ず）、７時頃の列車で出発。

バス停はハイカーを初めとする旅行者で想像以上に込み合っていた。
だが、上手いこと前列に割り込み座席を確保。バスはすし詰め状態でノロノロと走り出した。

帰省して以来、今夏は殆ど遠出することが無かったので、車窓に流れゆく非日常の風景に興奮を覚えていた。

オレが目指すのはかなりの奥地なので、乗客は次第に目ぼしい景勝地で降車してゆく。残っているのは本格的な登山者や、自転車のツーリストくらいだ。

目的としていた駅で降りる。東京とは違い料金は後払い。少々手間取った。バスが走り去ると、「音」が消えた。音というのは日頃耳にする人工的な音の数々。川のせせらぎ、森を抜ける風の音・・・他には何も聞こえなかった。

バス停





こんな僻地にも人が住んでいるのか。バスが走ってきた谷間を縫うように伸びる車道から下を見下ろすと、人家がポツリポツリと見える。取り敢えずは宿のチェックインを済ませ、荷物を置いて辺りを探索する予定だったので、宿を目指す。



街角





主人の話によれば、宿は「バス停からすぐの橋を渡った一番奥の建物」だそうなので、橋を探す。人家の向こうに川が流れおり、また橋も見えるので、おそらくそれのことだろう、と橋を目指した。川へと続く急坂を下る。数件の家がひっそりと固まっている。いづれも川に面しており、川べりにしがみつくように建っている。

途中、廃校となった小学校の横を通り過ぎる。かつては子供たちの賑やかな歓声で溢れていたであろう、だが今は雑草が青々と生い茂り、遊具も二度と使われることなく所在なさげにツタに絡まれている。過疎地の現実。

橋に突き当たる。辺りを見渡しても、他にらしい橋は見当たらない。確信は持て無かったが渡る。道は緑の中へと伸びている。

橋










かわいらしい小川がちょろちょとと涼しげな音を立てながら流れている。緑の天井が陽光を遮り、心地よい。だが、どうもオカシイ。歩けど歩けど宿らしき建物は見当たらず、気付けばコンクリートの道もいつの間にか山道となっている。

小川










間違えた。見知らぬ土地、しかも辺境の地の山中で道を失うこと程不安になることはない。慌てて引き返した。地元民と思われる釣り人が、不審そうな視線をオレに注いでいた・・・。
2008年09月17日03:14
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一般

地獄の日々〜第一日目〜

地獄の日々初日。朝は普通に目覚めることが出来た。

母親は午前中に病院へ向かい、そのまま午後から何かの舞台を見て帰って行った。母親が夕飯でもどうかと提案してくれたが、旅の疲れか体がダルかったのと、地獄の日々初日の予定を終わらせたかったので、母親には悪いが断った。

そのままついさき程まで勉強していた。途中ネット休憩など挟みながら、15〜16時間は勉強しただろうか、久しぶりに受験生並みに勉強したせいか頭が痛くなってきた。でも、ある種の達成感を得られた。明日も頑張ろ・・・ムリかも。

妙な切迫感があるな。やはり後２週間もしない内に学校が始まる、そして当初予定していた勉強計画が予定通り進んでいないという現状が、そのような切迫感を煽るのだろう。地獄の日々とかいう大げさなタイトルも、要するに勉強計画の不足分の埋め合わせを短期間に、という内容だし。

あーほんと頭いてぇ。顔面がピクピク痙攣していて不愉快だし、もう寝る。

以上。
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2008年09月15日22:45
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一般
旅

帰京

今日は宿を昼に出て、そのまま帰ってきた。別にもう少し色々見ていっても良かったのだが、何か体調が優れなかったので帰ることにした。

15時過ぎには戻ってきて、シャワー浴びて弁当食って、ブログを更新しようとしたが、デザインを変更するだけで眠くなって寝た。

何か文字が小さくなったなあ、と思っていたのだが、やはりデザインをビル群に変更したのが原因だったようだ。結局、今まで使用してきたデザインに戻した。こっちの方がしっくりくるな。でも、記事と一緒にプロフィールまでくっついてくるのだが、これも気になる。直してみよう。

ところで今、母親が東京の病院に通っている為、オレの部屋に来ている。正直、一人静かに旅の思い出に浸りたかったが、ここまで最高に親不孝な愚息なのでせめて泊めてあげること位しないとな。家賃もオレが払ってるワケじゃないし・・・。

でも良い旅だった。日本の原風景はもちろん、まるでタイムスリップしたかのような貴重な体験が出来た。これで夏休みの思い出は十分だ。

だが、東京へ向かう駅で、大学生のサークルと思しき連中が、「おっしゃー、何か超テンション上がってきたわぁ。」とバカ騒ぎしている光景を目にして、一瞬にして思い出が汚された思いだった。

さあ、明日からは気持ちを切り替えてないとな。何と言っても「地獄の日々」が始まるのだから・・・。


一人旅　2008/09


一人旅 2008/09
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