フジの大型新人・加藤綾子は大丈夫か

●冠番組「カトパン」決定

“スーパー綾子”と早くももてはやされているフジテレビの大型新人、加藤綾子（２３）のレギュラー番組が正式に発表された。１０月１３日からスタートする深夜番組「カトパン」。月曜から木曜までのトーク番組で、加藤は司会として日替わりゲストと１０分間のトークを展開する。

“○○パン”は局のイチオシの新人アナを担当させる冠番組。初代は現在フリーの千野志麻で、２代目がエースの高島彩、３代目は生野陽子。加藤は４代目となる。

　加藤が“スーパー”と呼ばれるゆえんは、民放キー局３社から内定をもらったことと、かわいらしいルックス。アナウンス力も平均以上といわれ、「カトパン」を担当するプロデューサーは「加藤は反応が早い」と太鼓判を押している。

　しかし、不安視されているのが加藤の“学力”だ。先月「熱血！平成教育学院」に出演した際はスザンヌ顔負けのおバカぶりを発揮していた。たとえば〈だまされないように用心すること〉を意味する慣用句のクイズで「目にメンタムを塗る」（正解は眉に唾を塗る）と誤答。〈宮沢賢治が童話作家以外に力を注いでいたことは？〉の質問に「山登り」（正解は農業指導）と答えてハズした。

　結局この日、加藤は全問不正解。タレントの平山あやでさえ２問正解だった。これではいくらなんでも“スーパー”の名が泣く。

　加藤は国立音大出身で勉強とは無縁だったのか。「カトパン」のスタートが本当に楽しみだ。

（日刊ゲンダイ2008年9月18日掲載）